洋上観察会
2008年 06月 09日
以前からいろいろお世話になっている宮古市のSさんから、「7日に船を出すから来ませんか」というお誘いを受けました。めったにない機会なので二つ返事で参加させていただくことにしました。当日は午後3時過ぎに宮古港の「シートピアなあど」前を出港。
天候は穏やかな曇りでしたが宮古湾を出ると結構なうねりがあり、船は大きく揺れだしました。立つことはほとんど不可能で、何かにつかまって座っているのがやっとという感じです。
実はどれくらい沖まで行くのか詳しく聞いていなかったのですが、船が止まったのは出港してから1時間30分後。設置されたばかりの巨大な「岩手県中部沖GPS波浪計」付近でした。
途中、比較的海岸に近い場所ではイルカの群れやウミスズメ、ウトウなどに出会いそのたびにドキドキ。が本命には、はるばるやってきた海岸から約18キロ沖のこの場所で出会うことができました。
コアホウドリ
クロアシアホウドリ
左からコアホウドリ、オオミズナギドリ、クロアシアホウドリ
フルマカモメ
Sさんが「コアホウドリ!」「クロアシも出た!」などと叫ぶたびに、あっちを向いたりこっちを見たりで大忙し。軽い船酔いで気分が悪かったのですが、もうそれどころではありません。ビデオカメラとデジタルカメラの二刀流で臨んだため、カメラを取っ替え引っ替えしながらの撮影でした。船が揺れて鳥たちをフレームに入れるのさえ大変な状態でしたが、なんとかお見せできるものを選んで載せてみました。
次回に続きます。