カテゴリ:ホンシュウジカ |
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2012年 02月 12日
雪の中のシカを見たくて、今日は久しぶりに五葉山へ。
![]() けれども、吹き荒れる地吹雪にしばしば視界がさえぎられて・・・ ![]()
2011年 09月 19日
震災以後、初めて沿岸部のフィールドに足を運びました。大きな落石が散乱する林道を慎重に通り抜け、シカたちのエリアへ。
若いメスが車の前を横切り、すぐ横に佇んだまま動こうとしません。彼女は何を見つめ何を思うのか。 ![]() 山に居る間も地震の揺れを感じました。東北の大地は、まだ不安定なのでしょうか。
2010年 10月 17日
今日は疲れがたまっていたため、午前中はダラダラと過ごしていました。午後1時半過ぎにようやく出かける決断をし、ツキノワグマ、ホンシュウジカのフィールドを目指しました。この時間に出ても現地に着く頃は4時を過ぎてしまい、急速に暗くなってしまうので、観察できるのは30分ほどしかありません。でも、1週間、現地の様子を気にしながら過ごすよりマシです。
出かけるときは晴れていたのですが、五葉山周辺は雨雲がかかっており、湿気を含んだ風が吹いていました。夕方なので、オスジカのラッテイングコールが頻繁に聞こえてきます。シカたちは発情期のピークにさしかかっているのです。 最初に見つけた立派なツノを持つオスジカは近くの若いオスを威嚇していました。上唇をめくり上げ、「ゲェーーーー」という低い鳴き声を発しながら、頭を後ろにそらすような姿勢で近づいていきます。 ![]() よく見るとツノには泥が付いています。さらによく見ると、ツノの根元に草のようなものが絡んでいます。興奮してヌタ場の泥をツノでかき回し、ついでに周囲の草を引っかけたのだと思っていました。 ![]() でも、それは草ではありませんでした。帰ってから画像を拡大してみると、頭にくっつけていたのはシカ除けネットの一部だったのです。ツノがネットに絡んでしまい、必死になって暴れているうちにネットが切れて逃げてきたのだと思います。シカ除けネットは周辺の地域に延々と張り巡らされているのですが、隙間が開いていたり劣化して穴が開いている所も多く、あまり効果的ではないようです。一方で、このオスジカのようにネットに絡まってしまう例は多々あり、命を落とすシカもいます。
2009年 11月 22日
You Tube に映像をアップしました。これまでも You Tube には注目していたものの、画質が低く提示される動画が汚くて利用する気にはなれませんでした。けれども、昨年から1280×720のHD画質に対応したため飛躍的にきれいになり、これなら利用する価値はあると考えたからです。
今回アップした映像は「ホンシュウジカの暮らし」という題で、春から秋にかけてのホンシュウジカの生態を紹介しています。ハイビジョンのビデオカメラで数年に渡り撮影した映像を、8分ほどに編集しました。この映像は、現在行われている岩手県立博物館の第61回企画展「野生動物と生きる ~岩手のシカとクマ~」のために制作したもので、会場でもご覧になれます。 画面をシングルクリックすると開始します。ダブルクリックでYou Tube にリンクし、大きな画面で見ることができます。
2009年 08月 30日
夏の間、オスジカたちは十数頭から数十頭の群れをつくり暮らしています。昼間はあまり見かけませんが、陽が落ちる頃になると林の中から草原に姿を現します。たいていの場合、数頭のメスジカや子ジカも一緒です。
![]() ![]() 8月終わりにはオスジカの角に変化が訪れます。春から伸び始めた袋角の内部が硬化(骨化)し、表面の黒い皮が剥がれてくるのです。この頃、剥がれた皮をブラブラさせているオスジカをよく見かけるようになります。下の写真は、手前が袋角の皮が剥がれかけたオスジカで、奥はまだ袋角の黒い皮が角全体を覆っている状態のシカです。 ![]() 下の写真の右側のシカは、皮がほぼ剥がれて骨化した角が見えています。これまでの観察から、角が立派な歳を取ったオスジカの方が、若いシカより早めに皮が剥がれてくるようです。 ![]() すでに、首の部分に変化が見られますが、この後、発情期が近くなるにつれ、毛皮も鹿の子模様から黒っぽい色に変わっていきます。
2009年 08月 23日
シカは臆病な動物で、危険を察知すれば跳んで逃げます。
![]() 細い足のどこにバネが隠されているのか、高さ2m以上あるシカよけのフェンスなど、軽々と跳び越えてしまうジャンプ力を持っています。
2009年 08月 20日
この時期、沿岸部の山は濃い霧に包まれることが多くなります。冷たい海からの東風と夏の暑い空気がぶつかり合ってガスが発生します。
![]() 見通しのきかない山の上では、シカたちも昼間から安心して活動していました。 ![]() ![]() このような日は、動物たちに出会う確立が高くなります。
2009年 08月 13日
ホンシュウジカの棲む山を歩いていると、時々見かけるのがシカの骨。この日は一部が欠損した頭骨を見つけました。
![]() 道路上に頭骨だけが転がっていたところからすると、他の場所から何者かが運んで来たのでしょう。大きさや角の状態から考えると、若いオスが何らかの理由で秋頃から冬の間に命を落としたものと思われます。
2009年 08月 03日
沿岸部に出かけた帰りに、久しぶりに五葉山周辺を散策してきました。ここ数日、湿った東風の影響で沿岸一帯は低温が続いていましたが、こういう時は山はガスって見通しがきかないことが多いのです。案の定、ガスが漂い、しかも、夕方近くで辺りは暗くなりかけでしたが、野生動物との出会いには好条件です。
クマのフン、アナグマ、ホンシュウジカの群れを観察することができ、一応満足して帰路に着いたところで、前方にオスジカがいるのを見つけました。 ![]() ![]() 彼は道ばたの法面に寝そべって反芻していたのですが、こちらが近づいても逃げようとしませんでした。ケガをしたり弱っている場合、逃げたくても逃げられずにじっと動かないことはありますが、このシカは正常でした。 ![]() 15mほどまで接近しても動かないので、細かいところまで見ることができたのですが、顔のあちこちや袋角にまでダニがたくさんたかっていてなんだか気の毒でした。でも、野生動物ってみんなこんな感じなのです。
2009年 01月 12日
この時期、五葉山周辺は積雪のために道路が閉鎖され一般の人たちは入山しにくくなります。周辺は猟区になっていてシカ猟が行われています。シカたちは銃声に追われてか、雪が積もってエサをとりにくい上部の鳥獣保護区に集まってきているようです。秋の繁殖期に目にするシカよりもずっと数が増えているのです。
その鳥獣保護区内にいるシカも、この時期はなぜか非常に神経質になっており、車の近づく音だけで、飛ぶように逃げて行ってしまいます。 ![]() ![]() 鳥獣保護区内ではもちろん狩猟は禁止されているのですが、密猟が行われているという情報は以前からありました。もしかするとここのシカたちは人目に付きにくいこの時期、不心得者たちに追い回されているのかもしれません。 夕方近く、山を下りていると前方に1頭のシカを見つけました。雪を掘って笹を食べていたようですが、気配を察してこちらを振り向きました。けれども、日中に出会った多くのシカたちと違い、振り向いたまま凍り付いたように動かないのです。 ![]() 「なにか、おかしい」 双眼鏡をのぞいて驚きました。 ![]() この傷口を見て、以前、有害駆除されたシカの死体がトラックの荷台に山積みされていた光景を思い出しました。足が付け根から無いもの、下あごや鼻先が欠損したものなどが無造作に折り重なっていて、銃の威力の凄まじさにぞっとしたものでした。 このシカの後ろ足も、ライフルの弾丸に吹き飛ばされたのでしょう。仲間たちと行動を共にすることもできず、一匹だけで今日まで生き延びてきたようですが、このからだで厳しい冬を乗り切っていけるかどうか・・・ ![]() ![]() Canon EOS40D EF70-200mm F2.8L IS Canon EOS-1D MarkⅢ EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ やがて3本足のメスジカは、こわれたおもちゃのような動きで斜面を登り姿を消しました。 < 前のページ次のページ >
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