真夏の登山道で見つけたもの
2010年 08月 29日
名残ヶ原です。標高は約1150m。
昭和湖。1944年(昭和19年)のガス爆発によってできました。
標高1500m付近から上には、登山道のあちこちにハイマツの実が何者かに食べられた跡がありました。
頂上はガスの中でしたが、思ったより多くの人たちがいました。
帰りの産沼コースは、頂上直下で登ってくる2人の登山者とすれ違った他は誰も歩いておらず、静かな山歩きを楽しむことができました。
予想はしていたのですが、やっぱりありました。
ツキノワグマのフン。人間の場合は、たいてい周りの藪に入って身を隠してするものですが、クマは反対みたいですね。
産沼です。小さな小さな沼でした。
最後に出会ったのはアサギマダラ。渡りをするチョウとして有名です。
この時期の登山は汗を大量にかいたり、虫に刺されたりと、気分爽快というわけにはいきません。また、人が多いので、生き物たちに出会うのは難しいのですが、それでも、濃厚な気配を感じ取ることができ満足しています。なお、掲載枚数が多くなるので、今回は植物は省きました。