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真夏の登山道で見つけたもの

5月の終わりに登山口付近の湿原を周回しただけで降りてきた須川岳。時間ができたので頂上まで行ってみることにしました。須川温泉高原から登り須川コースを頂上へ。頂上からは産沼コースを下って須川高原温泉に戻りました。


名残ヶ原です。標高は約1150m。
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昭和湖。1944年(昭和19年)のガス爆発によってできました。
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標高1500m付近から上には、登山道のあちこちにハイマツの実が何者かに食べられた跡がありました。
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姿はありませんでしたが、ホシガラスの食痕と思われます。今年は実のつきが良いようで、たくさん目に付きました。


頂上はガスの中でしたが、思ったより多くの人たちがいました。
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帰りの産沼コースは、頂上直下で登ってくる2人の登山者とすれ違った他は誰も歩いておらず、静かな山歩きを楽しむことができました。

予想はしていたのですが、やっぱりありました。
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ツキノワグマのフン。人間の場合は、たいてい周りの藪に入って身を隠してするものですが、クマは反対みたいですね。
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標高はおよそ1500m。この辺りは涼しくて過ごしやすいのでしょう。この藪のどこかで昼寝を決め込んでいたのかもしれません。
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産沼です。小さな小さな沼でした。
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最後に出会ったのはアサギマダラ。渡りをするチョウとして有名です。
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  以上 Canon EOS40D  EF17-40mm F4L     2010年8月22日撮影


この時期の登山は汗を大量にかいたり、虫に刺されたりと、気分爽快というわけにはいきません。また、人が多いので、生き物たちに出会うのは難しいのですが、それでも、濃厚な気配を感じ取ることができ満足しています。なお、掲載枚数が多くなるので、今回は植物は省きました。
by fieldnote | 2010-08-29 18:48 | 栗駒山(須川岳)