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ふたご座流星群撮影記

今年のふたご座流星群の極大は12月15日午前3時頃でした。しかし、数日前から天気予報は当日の悪天候を告げていたため、2日前の12日の夜、流星の出現数は少ない事を承知の上で撮影に出かけることにしました。この日はちょうど土曜日で、翌日の仕事のことを気にする必要もなく、しかも快晴だったので最後まで気分良く撮影を行うことができました。

流星はそこそこ流れていましたがやはり数は少なく、11月のおうし座流星群のように明るいものはなかなか飛びませんでした。カメラはフルサイズ、APS-H、マイクロフォーサーズの3台で、それぞれ14mm、15mm Fisheye(20mm相当)、12mm(24mm相当)のレンズを装着してあります。フルサイズは南天、APS-Hは西の空に向けて三脚に固定、そしてマイクロフォーサーズはスカイメモRに載せてオリオン座、ふたご座付近に向けました。3台ともリモートコントローラーを取り付けて、連続してシャッターを切り続けるように設定してあります。



この夜一番の大流星は、あらかじめイメージしていた通りに飛んで、南に向けたカメラに姿を残してくれました。その光跡はベテルギウスからシリウスへ至るほどの長さで夜空を切り裂いています。直後に撮影した17コマには5分以上も流星痕が漂っていた様子が写っていました。
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Canon EOS 5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO6400  20秒  固定  拡散フィルター使用 2015.12.13  2:10撮影 


GH4は写野角がやや狭いレンズを着けているので、赤道儀に載せて追尾撮影を行いました。ISO2000とやや低めの感度に押さえたので、流星の写りはいまいちでした。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH ISO2000 50秒  赤道儀で追尾  拡散フィルター使用  2015.12.13 0:21撮影


明け方近くになって西の空に冬の星座が沈む頃、火球クラスの明るい流星が地平線に突きささるように落ちていきました。画像は、横位置で撮影したものを縦にトリミングしてあります。
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Canon EOS-1D MarkⅢ + SIGMA 15mm F2.8  ISO3200  30秒  固定  拡散フィルター使用  トリミング    
 2015.12.13   4:35撮影


東を振り返ると、明るい惑星がおとめ座の中に並んでいました。右上の明るい星は木星、下の方から上がってきたのは金星で、二つの星のちょうど真ん中辺りにある黄色く見える星が火星です。火星の下には、おとめ座の一等星スピカが青白く光っています。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH ISO2000 20秒  赤道儀で追尾  拡散フィルター使用  2015.12.13  
  4:17撮影   岩手県金ヶ崎町にて



夜明けと共に撮影を終えると、機材には霜が凍り付き真っ白になっていました。


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by fieldnote | 2015-12-19 23:20 | 天体