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オオワシのペア飛行、イヌワシの交尾

1月の末と言えば、岩手では最も気温が低く雪が多い時期なのですが、今年は雪がほとんど無く気温も高めで推移しています。私がフィールドにしている五葉山周辺の山も、上部に行けば吹きだまりなどがあって車の進入は難しい所もありますが、標高600mから下では、雪は先日の雨でほとんど消えていました。シカたちは相変わらず警戒心のかたまりのように、すっ飛んで逃げて行きます。鳥獣保護区内にもシカ狙いのハンターたちが、何人も様子見?に入っていました。

道を下っているとオオワシが尾根上を見え隠れしているのを見つけました。冬場には、この場所でよくオオワシに出会うのですが、今回も風に乗ってスピード感あふれる飛行を見せてくれました。オオワシがこの山に来るのは、倒れたシカの肉が目当てだと言われていますが、私はワシがシカの肉を食べている場面に遭遇したことはありません。
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下の谷に視線を移すと、1羽のイヌワシ成鳥がホバリング体勢から両足をぐんと前に突き出して急降下を始めたのを見つけました。エサ不足で繁殖率が低迷しているイヌワシ。この辺りではノウサギはほとんど見かけることが無くなったので、ヤマドリでも見つけたのでしょうか。イヌワシが樹木のかげに姿を消したとたんに、オオワシが双眼鏡の視野を横切りました。えっ、と思った直後、もう1羽が後を追うように飛んでいき上空で仲良く旋回。その様子からどうもつがいのようです。
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3羽のワシに出会えて気分が良くなり、場所を変えて別のイヌワシの様子も見に行くことにしました。いつもの尾根にとまっている1羽を見つけ観察していると、オスがやって来てやがて交尾。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS+Extender ×1.4Ⅱ

現地では、しばらく会っていなかった観察仲間の方たちとも会うことができ、元気そうな様子に安心。たくさんの出会いがあった1日でした。
by fieldnote | 2009-01-26 07:13 | イヌワシ