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2010年 06月 04日 ( 1 )

岩手・宮城内陸地震の震源に近い場所で、この地震によってその存在が明らかになった活断層の調査が行われています。今週の初め、震源地に近いその場所を見学する機会を得ました。調査員の方が指し示している石がゴロゴロとしている層は、かつて川だった所です。
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こちらの写真で指し示しているのは、上の写真で川だった所が地震のために2メートル以上ずれた部分。つまりここが活断層という訳です。黒い帯に見える層も同じようにずれが生じています。この部分は森林が発達し、その葉などが堆積した層です。
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こちらは、上の場所から300メートルほど離れた場所で見られる活断層の続きです。スパッとずれている様子がわかります。
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地上からは見えない、この地中の大きな変化の様子が、当時の地震のすさまじさを伝えています。

ところで、この活断層の現場に見たことの無い車が停まっていました。「バイブロサイズ車」と言い、人工的に地震を起こして調査するための車です。日本には数台しか無いそうです。タイヤの直径は人の背丈以上です。
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 以上 Canon EOS20D  EF17-40mm F4L

この見学については、独立行政法人 産業技術研究所、株式会社アイ・エヌ・エー、地元のSさんに大変お世話になりました。なお、これらの場所は、調査後に埋め立てられるので、6月上旬までしか見ることができません。
by fieldnote | 2010-06-04 22:21 | 自然現象