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カテゴリ:天体( 59 )

8月の半ばにペルセウス座流星群を撮影してから半月が過ぎました。すぐにアップしたいと気持ちばかり焦っていたのですが、画像処理や記事を書くためのまとまった時間が取れず、気がつけば秋風の吹く時期になってしまいました。

昨年に続き、今年の撮影も雲に阻まれ思ったようなものは撮れませんでしたが、それでもいくつかの明るい流れ星をとらえることができたので紹介したいと思います。

撮影は月が沈んで暗くなった夜半から始めました。この頃は空がすっきりと晴れていて流星をはっきりと見ることができました。これは南天を流れたもので色の変化もわかります。
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Canon EOS 6D+SAMYANG 14mm F2.8 ISO6400  25秒  固定  拡散フィルター使用 2018.8.13 1:22撮影


夜も更けて、これからという時に急に雲がわいてきました。これはこの晩で1,2を争うほどの明るい火球です。画像ではわりとしっかり写っていますが、肉眼では雲の向こうがパッと明るくなったように見えただけでした。
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Canon EOS 6D+SAMYANG 14mm F2.8 ISO6400  25秒  固定  拡散フィルター使用 2018.8.13 2:36撮影


上の火球が飛んだあと雲の切れ間から痕が確認できました。数分間、空に漂っていました。拡大しないとよく見えないと思います。
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Canon EOS 6D+SAMYANG 14mm F2.8 ISO6400  25秒  固定  拡散フィルター使用 2018.8.13 2:37撮影


これは、カメラをポータブル赤道着に載せてペルセウス座の方向を追尾撮影したものです。輻射点から放射状に流星が飛ぶ様子がわかります。暗い流星が多いのでわかりにくいかもしれませんが7個写っています。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH ISO2000 50秒 赤道儀で追尾 拡散フィルター使用 2016.8.13 1:22~2:13まで20秒露出で撮影したコマを7枚コンポジット


明け方近くなっても雲は取れずほぼ全天を覆ってしまいました。しかし、時折火球クラスの流星が流れる様子を雲を通して見ることができ、そのたびに思わず声を上げていました。
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Canon EOS 5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO65000 30秒  固定  拡散フィルター使用 2018.8.13 3:01撮影  以上、岩手県胆沢郡金ヶ崎町にて


極大日を過ぎると流星の出現数は大幅に減りますが、予報では翌朝は晴れそうだったので、明け方の火球狙いで前日とは違う場所に出かけてみました。一時、全天が雲に覆われもしましたが、東の空は比較的晴れていて、薄明が始まる頃に姿を現したオリオン座とともに明るい流星をとらえることができました。
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Canon EOS-1D MarkⅢ + SIGMA 15mm F2.8  ISO3200 25秒 固定 拡散フィルター使用 トリミング2016.8.14 3:25撮影  岩手県北上市にて


13日の撮影は山の中で行いました。星の撮影は山の中で行う場合が多いので、鳥や獣が動く気配を感じながらの撮影です。これには慣れているので落ち着いて撮影に集中することができます。14日は街からはかなり離れた郊外の公園付近で撮影したのですが、夜明け前の暗いうちから近くの駐車場に車が何台も出入りし、若い人たちの嬌声が響いていました。お盆の時期だったことも関係あるとは思いますが、この時間帯にこの場所がこのような賑わいになるとは想像もしていなかったので、気が散って仕方ありませんでした。

撮影地の選択は慎重に行うべきだと思いました。



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by fieldnote | 2016-08-28 13:09 | 天体

究極の微光である天の川の流れがはっきりと見て取れるこの場所が、いつまでもこのままでありますように。
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Canon EOS 5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO5000  25秒  固定  拡散フィルター使用 2016.8.4 23:47撮影 岩手県胆沢郡
by fieldnote | 2016-08-07 01:07 | 天体

ふたご座流星群撮影記

今年のふたご座流星群の極大は12月15日午前3時頃でした。しかし、数日前から天気予報は当日の悪天候を告げていたため、2日前の12日の夜、流星の出現数は少ない事を承知の上で撮影に出かけることにしました。この日はちょうど土曜日で、翌日の仕事のことを気にする必要もなく、しかも快晴だったので最後まで気分良く撮影を行うことができました。

流星はそこそこ流れていましたがやはり数は少なく、11月のおうし座流星群のように明るいものはなかなか飛びませんでした。カメラはフルサイズ、APS-H、マイクロフォーサーズの3台で、それぞれ14mm、15mm Fisheye(20mm相当)、12mm(24mm相当)のレンズを装着してあります。フルサイズは南天、APS-Hは西の空に向けて三脚に固定、そしてマイクロフォーサーズはスカイメモRに載せてオリオン座、ふたご座付近に向けました。3台ともリモートコントローラーを取り付けて、連続してシャッターを切り続けるように設定してあります。



この夜一番の大流星は、あらかじめイメージしていた通りに飛んで、南に向けたカメラに姿を残してくれました。その光跡はベテルギウスからシリウスへ至るほどの長さで夜空を切り裂いています。直後に撮影した17コマには5分以上も流星痕が漂っていた様子が写っていました。
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Canon EOS 5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO6400  20秒  固定  拡散フィルター使用 2015.12.13  2:10撮影 


GH4は写野角がやや狭いレンズを着けているので、赤道儀に載せて追尾撮影を行いました。ISO2000とやや低めの感度に押さえたので、流星の写りはいまいちでした。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH ISO2000 50秒  赤道儀で追尾  拡散フィルター使用  2015.12.13 0:21撮影


明け方近くになって西の空に冬の星座が沈む頃、火球クラスの明るい流星が地平線に突きささるように落ちていきました。画像は、横位置で撮影したものを縦にトリミングしてあります。
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Canon EOS-1D MarkⅢ + SIGMA 15mm F2.8  ISO3200  30秒  固定  拡散フィルター使用  トリミング    
 2015.12.13   4:35撮影


東を振り返ると、明るい惑星がおとめ座の中に並んでいました。右上の明るい星は木星、下の方から上がってきたのは金星で、二つの星のちょうど真ん中辺りにある黄色く見える星が火星です。火星の下には、おとめ座の一等星スピカが青白く光っています。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH ISO2000 20秒  赤道儀で追尾  拡散フィルター使用  2015.12.13  
  4:17撮影   岩手県金ヶ崎町にて



夜明けと共に撮影を終えると、機材には霜が凍り付き真っ白になっていました。


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by fieldnote | 2015-12-19 23:20 | 天体

おうし座流星群

11月の5日から6日にかけて、おうし座流星群を撮影してきました。例によってカメラをセットする前はきれいに晴れていたのに、セットし終わったとたんに薄雲が広がって来るといういつものパターン。しかし、おうし座流星群はゆっくりと飛ぶ火球が出やすいので、雲のことは余り気にせずに撮りました。

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Canon EOS5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO3200 30秒 固定 拡散フィルター使用 2015.11.5  21:24撮影  遠野市    *右側の光跡は飛行機


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Canon EOS5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO3200 30秒 固定 拡散フィルター使用 2015.11.5  23:43撮影  遠野市


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Canon EOS5DmkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO3200 30秒 固定 拡散フィルター使用 2015.11.6  0:01撮影  遠野市     


体調がいまいちで、翌日の仕事に差し支えないように早く切り上げるつもりだったのですが、いつまでも火球クラスが飛び交っているので、終了のきっかけをつかむことができず、結局、午前様となりました。
by fieldnote | 2015-11-10 23:24 | 天体

8月12日夜から翌13日の明け方にかけて、ペルセウス座流星群の撮影を行いました。宵のうちは天の川がくっきりと見える良い天気だったのですが、その後は断続的に雲が全天を覆う不安定な空模様に・・・

しかし、雲が多いことを予想して、雲の流れがアクセントとなるタイムラプス動画を作ることを前提に3台のカメラを空に向け、4時間半ほどシャッターを切り続けていたのが功を奏し、明るい流れ星をいくつかとらえることができました。

これはそのうちの1枚。一瞬、辺りが明るくなる程の大きな火球が雲の上を通過した時のものです。
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Canon EOS-1D MarkⅢ+SAMYANG 14mm F2.8 ISO3200 30秒 固定 拡散フィルター使用 2015.8.13撮影  北上市


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by fieldnote | 2015-08-14 12:22 | 天体

夏の星空をゆくISS

久しぶりの休日、昼間はSL銀河の撮影とツキノワグマの調査を行い、夕刻には油井宇宙飛行士の乗ったISS国際宇宙ステーションを撮影しました。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM  15mm 絞り開放  19:47~ 5秒×60枚  ISO640   2015.8.1  遠野市

今回は出現時刻や高度などの条件が揃った好パス。飛行の軌跡は切れ目を無くしたいのですが、十六夜の月と薄暮の空の明るさで長時間露出は無理。ISSが画角内に入っているおよそ6分間、シャッターを開けていると露出オーバーで空が白くなり、その軌道は消えてしまいます。

そこで、5秒露出したコマを60枚、比較明でコンポジットしてみました。コマとコマの間に1秒のブランクが入るので移動速度の速いISSは破線状に写りますが、星は移動速度が遅いので切れ目が目立ちません。満月過ぎの月は、昇るにつれて地上付近のモヤの影響を受けにくくなり明るさが増すため、だんだん太くなっていくように写ります。

写真の右手、南南西の方角から姿を現したISSは、サソリ座の上にある土星をかすめ、へびつかい座から夏の大三角を貫いて、東北東のペガスス座の方向へ消えていきました。



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by fieldnote | 2015-08-02 01:33 | 天体

三日月と金星

フクロウの森で見た月と金星。あまりにもきれいだったので小さなカメラでスナップしました。
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 Canon PowerShot S120   ISO800  1/8   2015.5.21
by fieldnote | 2015-05-21 23:55 | 天体

とりあえずアップします。

食の最大の頃
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DMC-GH4 + EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅲ 1/3秒  ISO3200


皆既中の夜空と東北新幹線の光跡
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Canon EOS 5D MarkⅢ + EF17-40mm  F4L   10秒   ISO800
by fieldnote | 2015-04-09 07:10 | 天体

夕景

久しぶりにスッキリと晴れた夕刻、地球照が美しい月齢1.5の月のそばに、金星と火星が控えていました。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH  遠野市

夜の会議が始まる直前にバタバタしながら撮影したのでピンボケ(汗)でしたが、雰囲気をお伝えしたくて敢えて載せました。
by fieldnote | 2015-02-20 23:12 | 天体

薄暮時のISS通過

昨日夕方のISS。一昨日に続いての好パスでした。薄暮時だったので完全に露出オーバーになることを承知で6分間、シャッターを開けっ放しにして飛行軌跡を写し込んでみました。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 15mm F2.8(f=8)  360秒 ISO100 遠野市

南西に広がる薄雲の向こう(画面右側)から姿を現したISSは、南東側の天頂に近い高度を通過し、北東の低空に消えていきました。
by fieldnote | 2015-02-08 14:51 | 天体