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ねぐら立ち

この週末は、オジロワシのねぐら入り、そして翌朝のねぐら立ちを連続観察しました。

24日(土)
16:10 メス(ハシワレ)が下流の河原から飛び立ち、ねぐら木付近の広葉樹の枝にとまる。
16:29 オス(クロメ)がねぐら木の松に飛来。眠るときに止まる枝の一段下にとまる。
17:25 オスが上の枝に移動する。

ここまではオスとメスは別々の木にとまっています。このあとは、このまま別々に眠る時と、別の木にとまっていた方がねぐら木の松に移動して、一緒に眠る時の2つのパターンがあります。もうかなり暗くなっているのでこのまま別々に眠ると思っていたら、メスが下流に向かって飛び立ち姿が見えなくなりました。

17:42  メスが戻って来る。ねぐら木の周囲を何度も旋回後、オスのとなりにとまる。

今年は積雪、凍結がほとんど無く、川での漁や畑の作業で人の動きが早い時期から活発なため、明るいうちはワシがエサを食べに川に降りることがなかなかできません。そこで、こうして暗くなってから採餌行動をするようです。

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25日(日)
6:10 山の斜面はまだ暗い。オジロワシペアはねぐら木の定位置にとまっている。
6:20 手前の枝にとまっていたオスが、こちらに向きを変え飛び立つ。下流へ向かう。
6:23 奥の枝にとまっていたメスも飛び立ってオスの後を追う。

 右がオス 左がメス
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 オスが飛び立つ  このあとメスも後を追う 
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以上2枚   Canon EOS20D EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ   


しばらくして(7:12)下流の山の斜面にある松に2羽が仲良くとまっているのを見つけました。眼下の川にあるサケをねらってるようでしたが、川漁の船がいるので降りることをあきらめ、やがて上流に戻っていきました。                                    
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Canon EOS20D EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ           


周辺にはサケがほとんど残っていないようですが、多くのトビやカモメなどのライバルに負けずにしっかり食べて、元気に繁殖地に戻ってもらいたいものです。
by fieldnote | 2007-02-25 21:51 | オジロワシ

シーズン終盤のワシたち

2月も半ばを過ぎると岩手県での海ワシ観察は終盤を迎えます。3月1日に川釣りが解禁となり釣り人が一斉に川に入るので、河川で越冬していたワシたちはその前後に移動を始めます。

18日、この川の河口と下流域では合計4羽のオオワシ、オジロワシを見ることができました。朝は河口でオオワシ成鳥を観察。下流域までさかのぼると、オオワシ幼鳥が河原におりてサケをつかみ、樹上へ飛び移るシーンに出くわしました。さらに上流では、オジロワシのペアが高い所にある松にとまり川をじっと見下ろしていました。


夕方近く、川を見渡すことができる場所に移動すると、オジロワシのペアが約200m先の河原におりてサケを食べていました。急いで三脚にビデオカメラをセットして撮影開始。
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SONY HC-1(HDV)+ KOWA TSN-664+TSN-VA2


メスがサケを放さないのでオスはあきらめ、近くの樹上に移動して順番待ち。やがて満腹になったメスは飛び立って、辺りを旋回してからオスのそばにとまりました。川に残してきたサケはというと、待ちかまえていた10羽ほどのカモメたちが、争いながらあっという間に平らげてしまいました。
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Canon EOS-1D MarkⅡN   EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ


何度もここへ通っていますが、このペアが2羽そろって河原に降りサケを食べるのを見たのは初めてです。遅くまでねばった甲斐がありました。
by fieldnote | 2007-02-19 21:43 | オジロワシ

共有林

河畔林が発達した河川にはいろいろな生き物が生息しています。特に大型の野鳥たちにとっては、大きく成長した樹木がある環境は重要です。ダイサギたちはここが大のお気に入り。
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Canon EOS-1D MarkⅡN  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ


冬になるとこの林にはオオワシ、オジロワシもやって来ます。そんな時、ダイサギたちは近くの木に避難。でも、よほどここが好きなのでしょう。ワシたちがいなくなるといつの間にか戻って来て、また、のんびりと羽づくろいなど始めます。
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Canon EOS20D  EF500mm F4L IS+Extender×1.4Ⅱ


私としては、ワシがとまっていた方がうれしいのですが・・・
by fieldnote | 2007-02-17 13:04 | ダイサギ

ヒレンジャク

五葉山南麓の標高約600メートル地点。辺りに雪はほとんどありません。枯れ葉を踏みしめ歩いていると「チリリ、チリリ」と細い声が聞こえてきます。
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Canon EOS-1D MarkⅡN  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ

双眼鏡を向けるとヒレンジャクの群れ。およそ30羽がヤドリギの実に集まっていました。
by fieldnote | 2007-02-14 23:57 | ヒレンジャク

オオワシとシロカモメ

流氷をバックにオオワシ、オジロワシを撮影するために本来なら今頃、知床半島の羅臼に居たはずなのですが・・・

今年は流氷がなかなか知床半島の南側に回り込んで来ないため、出発ぎりぎりまで「海氷速報」等とにらめっこ。結局、連休の間に流氷は接近しないと判断。とても残念ですが出発はとりやめました。その判断が正しかったかどうかはそのうちわかるでしょう。
*「流氷情報」は「第一管区海上保安本部流氷情報センター」のHPより


で、今日は、県内では数少ないワシの飛来地の一つ、小本川河口へ。のんびり出かけて着いたのは12時少し前。すぐに松の枯れ木にとまるオオワシを見つけました。
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以上2枚  Canon EOS-1D MarkⅡN  EF500mm F4L IS

オオワシは、しばらくきょろきょろしていましたが、やがて飛び立ち海側に回り込んで見えなくなりました。バックに雪が積もっていれば冬らしい雰囲気が出せたのに・・・ここでの撮影ではいつもそんなことを考えます。もともと三陸沿岸は内陸に比べると比較的温暖で少雪。今年は特に気温が高く今日は5℃もありました。



ふと、すぐ前に停泊している漁船を見ると白っぽいカモメがとまっています。よく見るとシロカモメでした。まだ成鳥になりきっていない若い個体です。
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Canon EOS-1D MarkⅡN  EF500mm F4L IS

ここでは、オオセグロカモメの群れに混じっているシロカモメを比較的簡単に見ることができます。他のカモメより大きいのですぐわかります。北方の鳥という感じにあふれていて、オオワシと共に大好きな鳥の一つです。
by fieldnote | 2007-02-10 23:47 | オオワシ

クマの気配

先日、釜石でツキノワグマが目撃されました。大暖冬で冬ごもりから目覚めてしまったのか、
最初から冬ごもりをしていなかったのかは不明ですが、いずれにしても異常なことです。

目撃地からそう遠くない場所にツキノワグマの生息地があります。冬ごもりをしていない個体
を見つけることができるかもしれないと思い行ってみました。

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双眼鏡の長さは約17㎝  

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これは、タヌキのためフンのようです。すぐそばには古いクマのフンがいくつか落ちていました。

残念ながら姿を見ることはできませんでしたが生息している証拠はいくつかありました。いずれも新しい痕跡ではないので、目撃されたクマがこの辺りをうろうろしている訳ではないようです。
by fieldnote | 2007-02-08 23:45 | ツキノワグマ

赤い鳥

雪の田んぼで遊ぶカラスの群れを求めてあちこち歩き回った週末でした。カラスの撮影を終えてから川に沿ってどんどん上流に上ってみました。峠を越えたところに2羽のオオマシコが。
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以上2枚  Canon EOS-1D MarkⅡN  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ
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日当たりのよい雪の消えた斜面で、夢中でエサをついばんでいます。茶色の枯れ葉がバックなので、赤の鮮やかさが引き立たないのが残念。


この辺りの山は赤い鳥に出会う確立が高いので、冬場には時々訪れるようにしています。
by fieldnote | 2007-02-04 21:05 | オオマシコ