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ジョウビタキの食事

やぶの中に動くものを見つけました。よく見るとジョウビタキのオスです。鳥好きの人たちにはオオマシコやベニマシコなどの赤い鳥が人気のようですが、私はこのオレンジと白と黒のジョウビタキのほうが好みです。
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Canon EOS-1D MarkⅢ EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ

じっと枝にとまっていたかと思うと、パッと飛んで赤い実をついばみ元のところに戻る、という動作をしばらく繰り返していましたが、カラスが近くに来たからでしょうか、あわてて飛び去ってしまいました。
by fieldnote | 2009-01-28 23:51 | ジョウビタキ

1月の末と言えば、岩手では最も気温が低く雪が多い時期なのですが、今年は雪がほとんど無く気温も高めで推移しています。私がフィールドにしている五葉山周辺の山も、上部に行けば吹きだまりなどがあって車の進入は難しい所もありますが、標高600mから下では、雪は先日の雨でほとんど消えていました。シカたちは相変わらず警戒心のかたまりのように、すっ飛んで逃げて行きます。鳥獣保護区内にもシカ狙いのハンターたちが、何人も様子見?に入っていました。

道を下っているとオオワシが尾根上を見え隠れしているのを見つけました。冬場には、この場所でよくオオワシに出会うのですが、今回も風に乗ってスピード感あふれる飛行を見せてくれました。オオワシがこの山に来るのは、倒れたシカの肉が目当てだと言われていますが、私はワシがシカの肉を食べている場面に遭遇したことはありません。
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下の谷に視線を移すと、1羽のイヌワシ成鳥がホバリング体勢から両足をぐんと前に突き出して急降下を始めたのを見つけました。エサ不足で繁殖率が低迷しているイヌワシ。この辺りではノウサギはほとんど見かけることが無くなったので、ヤマドリでも見つけたのでしょうか。イヌワシが樹木のかげに姿を消したとたんに、オオワシが双眼鏡の視野を横切りました。えっ、と思った直後、もう1羽が後を追うように飛んでいき上空で仲良く旋回。その様子からどうもつがいのようです。
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3羽のワシに出会えて気分が良くなり、場所を変えて別のイヌワシの様子も見に行くことにしました。いつもの尾根にとまっている1羽を見つけ観察していると、オスがやって来てやがて交尾。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS+Extender ×1.4Ⅱ

現地では、しばらく会っていなかった観察仲間の方たちとも会うことができ、元気そうな様子に安心。たくさんの出会いがあった1日でした。
by fieldnote | 2009-01-26 07:13 | イヌワシ

オオワシ舞う

2週間ぶりに沿岸北部にあるオオワシ、オジロワシの越冬地に行ってきました。河口に行ってみると、オオワシの成鳥が朝日を浴びて定位置にとまっています。
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1時間余り経った頃、2回ほどフンをしました。これまでの観察から、フンをすると飛び立ちが近いことがわかっています。
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数分後、いきなり飛び立って青空をバックに上空を旋回し始めました。
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付近はサケを目当てにトビがたくさん集まっているのですが、オオワシが飛び立つとつられたように彼らも付近を舞い始めます。中にはちょっかいをかけるものもいますが、オオワシはほとんど我関せずという感じで旋回を続けていました。
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サケを食べるため河口の中州に降りることを期待していたのですが、今回はそのまま山の向こうに姿を消しました。警戒心が強いせいか、中州に降りる姿はめったに見ることができません。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ

今日この越冬地で出会ったワシはオオワシ成鳥1羽のみ。1月に入って3回目の観察でしたが、いつもいるはずのオジロワシ成鳥のメスは1回目にねぐら入りを見て以来、姿を見ていません。2回目の観察では真っ暗になるまで粘ってねぐらを見張っていたのですが、ついに帰ってきませんでした。今日もどこにも見あたらないので、もしかすると場所を移動したのかもしれません。例年だと、この時期はオオワシやオジロワシの幼鳥たちもやって来ていて賑やかなのですが、今年はワシが少なくてもの足りない感じです。シーズンはあと2ヶ月ほどあるので、これからの渡来に期待したいところです。
by fieldnote | 2009-01-18 17:56 | オオワシ

3本足のシカ

この時期、五葉山周辺は積雪のために道路が閉鎖され一般の人たちは入山しにくくなります。周辺は猟区になっていてシカ猟が行われています。シカたちは銃声に追われてか、雪が積もってエサをとりにくい上部の鳥獣保護区に集まってきているようです。秋の繁殖期に目にするシカよりもずっと数が増えているのです。

その鳥獣保護区内にいるシカも、この時期はなぜか非常に神経質になっており、車の近づく音だけで、飛ぶように逃げて行ってしまいます。
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鳥獣保護区内ではもちろん狩猟は禁止されているのですが、密猟が行われているという情報は以前からありました。もしかするとここのシカたちは人目に付きにくいこの時期、不心得者たちに追い回されているのかもしれません。

夕方近く、山を下りていると前方に1頭のシカを見つけました。雪を掘って笹を食べていたようですが、気配を察してこちらを振り向きました。けれども、日中に出会った多くのシカたちと違い、振り向いたまま凍り付いたように動かないのです。
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「なにか、おかしい」  双眼鏡をのぞいて驚きました。
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右の後ろ足の大腿部から先が無いのです。

この傷口を見て、以前、有害駆除されたシカの死体がトラックの荷台に山積みされていた光景を思い出しました。足が付け根から無いもの、下あごや鼻先が欠損したものなどが無造作に折り重なっていて、銃の威力の凄まじさにぞっとしたものでした。

このシカの後ろ足も、ライフルの弾丸に吹き飛ばされたのでしょう。仲間たちと行動を共にすることもできず、一匹だけで今日まで生き延びてきたようですが、このからだで厳しい冬を乗り切っていけるかどうか・・・
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以上 
Canon EOS40D  EF70-200mm  F2.8L IS
Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ

やがて3本足のメスジカは、こわれたおもちゃのような動きで斜面を登り姿を消しました。
by fieldnote | 2009-01-12 21:06 | ホンシュウジカ

警戒

子ジカの視線の先には
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以上  Canon EOS-1D MarkⅢ   EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ     五葉山麓にて

ゆっくりと飛び去るイヌワシの姿がありました。
by fieldnote | 2009-01-07 23:37 | ホンシュウジカ