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ルーリン彗星を撮る

ルーリン彗星(C/2007 N3)は24日に最接近を迎えるため、徐々に見やすくなってきました。月明かりの影響も無く午後11時頃には高度も十分で、観察や撮影には最適の条件です。内陸は不安定な天候が続いているので、沿岸部に出かけて撮影してきました。
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Canon EOS40D  EF300mm F4L IS   スカイメモRで追尾

空の透明度は抜群で、それまで吹き荒れていた風もピタッと止み、最高の条件で撮影することができました。

ISO感度1600、絞り開放で露出は150秒。タイマーリモートコントローラーを使い、ノイズリダクションの時間を考慮してインターバルを十分にとり、6枚連続で撮影しました。移動のスピードが速いため、最初のコマと最後のコマでは彗星の位置がかなり移動しているのがわかります。

彗星の左側に伸びるのは、ダストの尾。右側にはイオンの尾がかすかに写っています。レンズのF値がもう少し明るければ、もっとはっきり写ったかもしれません。下側には運良く流星が入りました。

撮影が終わる頃、近くの森ではフクロウが鳴いていました。
by fieldnote | 2009-02-22 23:47 | 天体

オオマシコ

道ばたの待避スペースに車を停めて、遠く離れた山の中腹で雪に埋もれたエサを探すオスジカを眺めていると、目の前に何かが飛んできました。車の前方、ボンネットのかげに入ったので、そっとドアを開け様子を見ると地面におりて何かをつついています。あまりにも近いので、レンズの合焦範囲の設定を最短距離に切り替えて撮影しました。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS

どうやらオオマシコのメスのようです。若い個体なのでしょう、見た感じがや動きがなんとなく幼く感じられます。かなり長いこと、雪の表面に落ちている種子を食べ続けていました。
by fieldnote | 2009-02-15 21:22 | オオマシコ

先週、すっぽりと雪に埋もれていたイヌワシの巣。産卵を控えたペアの様子が気になっていたのですが、行って見ると雪はすっかり解けていました。厳冬期らしからぬ高めの最低、最高気温と晴天が続いたことが幸いしたものと思われます。

巣材運び
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カラ松林をバックに
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飛びながら足の爪で首を掻く
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交尾の直後に飛び立つオス(すぐ左の枝かげにメスが見える)
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青空をバックに
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羽を絞って巣へ向かう
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以上    Canon XL-H1   EF300mm F4L IS  

巣材運び、魅力的な飛翔、交尾などさまざまな生態を観察、記録することができました。メスがほとんど巣を離れないことから、ここのペアは抱卵に入ったようです。なお、画像はすべてビデオカメラで撮影した映像からキャプチャしたものです。
by fieldnote | 2009-02-08 18:08 | イヌワシ

ドカ雪の中のイヌワシ

2月最初の日曜日、前日の暴風雪による影響が気になり、あちこちのフィールドの様子を見回ってきました。イヌワシの生息地にも立ち寄り、何カ所かで現地の方からお話をお聞きすることもできました。

夕方に立ち寄った場所では、巣の周辺でメスがエサを持ち、それにオスが絡むようにしている様子が見られました。どちらの声かはわかりませんでしたがピキョ、ピキョ、ピキョとかなりにぎやかな声が聞こえてきます。2羽で飛び立ったかと思うとすぐに木にとまり、また飛び立つというふうで、オスがエサをねだっているようにも見えました。
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ここも、この時期の1日の降雪量としてはかなり多かったようで、周辺の木々は重い雪を乗せていました。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS

付近にある巣は雪をたっぷりとかぶっていて、使っているようには見えなかったのですが、陽が傾き再び雪が降り始めた頃、1羽が巣の周辺を旋回し始めました。よく見ると葉の付いた松の枝を持っています。そのうち、羽ばたきながら巣に舞い降り、枝を置いてまた飛び立ちました。やがてメスがやって来て巣の中に入りました。するとオスがまた枝を持って来て巣に運び入れます。
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Canon XL-H1   EF300mm F4L IS

巣の中の状態は見えないのですが、積もった雪の上に松葉を敷いていたのではないかと思います。思いがけない暴風雪に見舞われたにもかかわらず、このイヌワシのペアは産卵に向けてしっかりと準備を行っていたのでした。
by fieldnote | 2009-02-06 07:16 | イヌワシ

オジロワシの来る川

きのうの暴風雪がうそのように晴れ上がった朝、沿岸部の市内を流れる大きな河川の中州にオジロワシを見つけました。遠くから見たシルエットは、子どもが立っているのかと思ったくらい大きく見えました。
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以上 Canon EOS40D  EF500mm F4L IS

この川はいつもワシを観察している場所と違い、大きな町の中を流れています。川沿いの道路には車がひっきりなしに走っているようなところですが、ここ何年かオジロワシのペアの飛来が確認されています。

サケの遡上がありエサが確保できること、川幅が広く河川敷に人が容易に近づけないこと、河畔林が大きく育っていることなどの条件が整えば、人口の多い町の中の川にもオジロワシはやってくるのですね。
by fieldnote | 2009-02-01 22:22 | オジロワシ