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夏から秋にかけての過剰な出没報道は、気温の低下とともにすっかりしぼんしまい、あの騒ぎはどこへやら・・・という感じになってきました。この時期、私の見かけたクマは1組の親子だけで、痕跡に至っては例年に増して少なく、世の中の状況とはかけ離れた感触でした。特にクマ棚とフンは少なかったですね。
ただ、最近、2カ所で爪あとを見つけました。わりと新しく、しかもちょっと意外な場所でした。

これは、いつも観察しているある猛禽が棲む山で見つけたもの。明確な爪あとです。
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これも同じ場所です。木の根元に大きな樹洞があり、どうやらそこの様子を見に来たようです。出入りの時に付けたのでしょう。寒くなってきたので、少々焦っているのかもしれません。
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こちらは一関市内の国道沿いにあるカキの木。クマの目撃情報があり、行ってみたのですが、車がビュンビュンと走る幹線道路沿いにありました。
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近くに寄って上を見ると、見事に折られた枝のあと。
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下を見ると、折られて落ちた枝が散乱しています。
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幹にも無数の爪あとが残っていました。
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以上、Canon EOS-1D Mark III  EF17-40mm F4L
    Nikon COOLPIX S200

一方は寝床探しで立ち寄り、もう一方は空腹を満たすために何度も通っていたようです。私にとっては両方とも身近な場所です。クマたちはその時期に応じた行動をとっているだけなのだと思いますが、人の行動域にも入り込むと見つかったときにめんどうが起こるので、なるべく出て来ない方がいいのですが。
by fieldnote | 2010-11-27 23:58 | ツキノワグマ

11月7日と13日に、マガンのねぐら入りを見るために宮城県の蕪栗沼へ行ってきました。一関市は岩手県の最南端で宮城県と接しているため、高速道を使うと沼まで50分程度の近さです。

7日は夕方から快晴でした。沼に着くと太陽が西に傾き、もうすぐ日没を迎えるところでした。駐車場付近で沈む夕日をビデオ撮影したあと、沼に向かいました。沼までは農道を歩いて約15分ほどかかります。スコープを担いで帰ってくる数人のバードウォッチャーたちと挨拶を交わしましたが、彼らはねぐら入りを見ないで帰ったようです。この日、付近でねぐら入りを撮影している人は、私を入れて3人だけでした。

沈んだ夕日が地平線近くを赤く照らし、上空の空が藍色に染まってくると、いよいよマガンの大群が戻って来ます。様々な方角から集まったマガンたちは、沼の上空でさらに大きな群れとなり、何度か旋回してから次々に水面に降り立ちました。
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  以上 Canon EOS-1D Mark III  EF17-40mm F4L  11月7日午後4時52分頃


近くで見ていると、どんどん増えるその数と鳴き声に圧倒されます。写真では鳴き声が伝わらないので残念ですが、ビデオで撮影した映像もそのうちアップする予定ですので、そちらでお聴きいただければと思います。写真は感度を十分に上げずISO640で撮影したため、シャッター速度が30~40分の1と遅くなり、被写体ブレをおこしています。鳥がぼんやり見えるのはそのためですが、最初からISO1600で撮ればぶれることはなかったと思います。

13日は曇っていて、空が美しく染まることはありませんでした。観察ツアーも始まったようで、人が多く来ていました。静かに観察するには、11月上旬までが良いのかもしれません。
by fieldnote | 2010-11-14 22:48 | マガン

五葉山周辺の標高700m付近では、紅葉も終盤に差しかかってきました。
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この森で、今シーズンはこれまで見つけることのできなかったツキノワグマの痕跡を、ようやく見つけることができました。これはクリの実を食べたあと。
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こちらはコナラの実。
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クリの木についていた爪跡。
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コナラにも登ったようです。
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   以上 Canon EOS20D  EF17-40mm F4L           11月 6日撮影

木に登った痕跡はあるのですが、クマ棚は相変わらず見られません。この辺りはクリもドングリも豊作だったので、落ちた実を拾い食いしていたのでしょうか。

とにかく、ツキノワグマが来ていることは確かです。ただ、その行動や痕跡の様子は毎年違っている、ということがわかってきました。
by fieldnote | 2010-11-07 23:00 | ツキノワグマ

10月23日に出会った子ギツネとイヌワシの動画をアップしました。

     Canon XL-H1  XL5.4-108mm L ISll

デジタル一眼とビデオカメラを取っ替え引っ替えしながらの撮影だったので、肝心な場面が映っていなかったりしますが、雰囲気だけはお伝えできると思います。
by fieldnote | 2010-11-06 23:49 | キツネ