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沈む金星

月齢11の月明かりに照らされた山の向こうに、薄雲のせいで少し滲んだ金星が沈んでいきました。
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GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm  f=5.6  2秒  ISO1600 遠野市
# by fieldnote | 2015-01-31 19:52 | 天体

夕方になると空模様が気になって、ソワソワする日が続いています。月齢を確認し、ネットで天気情報を集め、晴れそうだとなったら実際の空を眺めながらとりあえず撮影地を決定し、機材を車に積み込んで出発。

でも、現地に着いてみると雲が流れていたり、セッティングが終わったとたんに全天が曇ったりしてがっかり、ということも結構あります。一枚も撮らずに帰ってきて、車から機材を降ろすときの空しい気持ち。これがしばらく続くと、「もう限界。ストレスのたまる天体写真はやめよう。」とも思ったりするのですが・・・

夕べも撮影に行って来ました。襲来する雲を避けて何カ所かの候補地を回り、結局、最初にここへ行こうと決めていた標高750mほどの峠へ。少し遠いのと、現地の積雪状況がわからないため躊躇していたのですが、着いてみれば天候もよく、市街地近くとは別格の暗い空が広がっていました。

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Canon EOS5D MkⅢ+NIKKOR ED180mm F2.8S(F=4) 22:23~ 120秒 × 5枚 ISO3200 トリミング 岩手県宮古市


こちらは、180mmの画角で撮影したトリミング無しものでデータは上と同じです。彗星の明るさは衰えていませんが尾が少し短くなっているようです。
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冷え込みが厳しく、手袋をしていても指先の感覚が無くなるような夜でした。なぜか、真に透明な空ではなく、薄い雲がかかり、明るい恒星がにじんでいたのがちょっと残念でしたが、条件としてはまずまずだったと思います。

月が太ってきているので、ライブジョイ彗星(C/2014 Q2)をよい条件で撮影できるのは今夜ぐらいまででしょうか。それも、天候が良ければの話ですが・・・
# by fieldnote | 2015-01-25 12:31 | 天体

20日に撮影したラブジョイ彗星です。薄雲はあったものの、やっと尾の様子を比較的はっきりととらえることができました。この夜は、雲と強烈な光害を避けるために撮影場所を3回変えました。

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Canon 5DmkⅢ+70-200mm F2.8L(95mm) ISO2500 60秒×5枚 f=2.8  スカイメモRで追尾  トリミング有り 1月20日 19:35~ 岩手県遠野市
# by fieldnote | 2015-01-21 02:12 | 天体

吹雪と強風、雪雲の間をついて撮影したラブジョイ彗星です。画像では、かなり濃い雪雲を通しているので尾の様子ははっきりとしませんが、その尾は、見かけ上、プレアデス(すばる星)を越えるほどに長く長くなってきました。

すっきりと晴れた空のもとで撮影したいものです。 

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5DMKⅢ+70-200mm F2.8L  ISO3200  f=3.5  60秒x1枚  スカイメモR  1/18  21:12
# by fieldnote | 2015-01-20 06:59 | 天体

流星や彗星の活動が活発になると居ても立ってもいられなくなってしまうたちなので、天文ネタが多くなっていますが、今回も、観望の条件が良くなってきたラブジョイ彗星です。

まずは、オリオン座の近くを移動して行く様子を標準レンズの画角で狙ってみました。ミラーレス一眼の写りも侮れません。
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GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH(23mm)ISO3200 50秒×8枚 スカイメモR 1/11 21:45


こちらは、フルサイズの一眼レフ。ズームレンズの200mmで撮影し、300mm相当にトリミングしました。
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5DMKⅢ+70-200mm F2.8L ISO3200 60秒x5枚 スカイメモR  1/11  20:07


ラブジョイ彗星はこの後、太陽に接近していきます。肉眼で尾が確認できるようになって欲しい。
# by fieldnote | 2015-01-14 00:46 | 天体

氷の造形

年が明けてから、この周辺を歩くのは2回目です。今日は、氷の様子を見に洞窟へ・・・
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DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm


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iPhone 5s


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iPhone 5s


昨年は1月下旬でも、まだ、しっかりと凍っていなかったのですが、今年は寒さが続いているためか、氷柱も氷筍もかなり成長していました。
# by fieldnote | 2015-01-05 23:58 | 自然現象

ラブジョイ彗星撮影記

現在、ラブジョイ彗星(C/2014Q2)はオリオン座の南、はと座からうさぎ座に向けて移動中で光度は5等星前後、双眼鏡でよく見えます。ただし、今は午後9時過ぎでも高度は20度程度と低空で、しかも半月近くの月が明るく、撮影は困難になってきます。条件が良くなるのは月明かりの影響が少なくなり、4等台まで明るくなると予想されている1月10日を過ぎた頃からでしょうか。

東北地方は、今後しばらく雪模様の天候が続く予報が出されており、満月の前に淡い尾を捉える最後のチャンスと思い、夕べはラブジョイ彗星の撮影をしてきました。ただ、この時期は沿岸のイカ漁が盛んに行われていて、撮影地の遠野市内からは、ちょうど彗星のいる南東方向は強烈な光に包まれ、天体の撮影には障害となっています。

しかも、撮影を始めた頃から低空に薄雲が広がり始め、雲と月光と地上の光害の中での撮影を強いられました。なんとか尾は写ったものの、全体がモヤの中に埋もれたようになって締まりの無い写真になってしまいました。
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Canon EOS 5D Mark III + NFD300mm F2.8L   スカイメモR   15秒×8枚コンポジット   ISO1600   f=3.5 2014.12.28   遠野市土淵町

今回の撮影にはキヤノンのマニュアルフォーカス時代のサンニッパ、NFD300mm F2.8L を使ってみました。重量が5DIIIと合わせて3,3kgでウエイトを入れると7kg近くなり、ポータブル赤道儀スカイメモRの搭載可能重量の5kgを大幅にオーバーしているため、無理を承知の使用でした。やはりきれいな星像を得るのは難しいようです。今度は億劫がらずに、もっとしっかりした赤道儀に載せて使わないといけないと反省。



さて、撮影を終えて後片付けをしていると、この辺では見かけないヘッドライトの辺りがモダンな感じの新型?パトカーがやって来て目の前に停車。若いおまわりさんが降りて来て「何をしているんですかぁ」。 屈強なベテラン警官もやって来て「ライトの光が見えたんで何かなと・・・」。そこで、撮影した画像を見せるとすぐに納得してくれて「ご苦労様です。」と帰って行かれました。フィルム時代にも同じような事は何度かあり、「こんな真っ暗な中で何を撮っているのか。」と言われ、説明に苦労したことがありましたが、デジタル全盛となったことで、こんなところにも恩恵が・・・

それにしても、かつては姥捨ての習慣があったものの、現在は犯罪などとは縁遠く平和そのもののこの地域、夜中にウロウロしているとすれば座敷わらしか山男、カッパやシカ、キツネの類しか考えられないこの里山で、この時間帯にパトロールとはかなり違和感有りました・・・。そういえば、彗星の撮影中、近くでキツネがギャウ~ン、ギャウ~ンと大きな声で鳴き続けていて、それがどうも私に向かって「ナニシテルンダ~~ ソンナトコロデ~~~」と言っているように聞こえてならなかったのですが・・・・・
# by fieldnote | 2014-12-29 18:40 | 天体

目が覚めて窓を開けたら、雲一つ無い快晴だったので、めずらしく早起きして早池峰を撮りに出かけました。

ビューポイントに着いた時はまだ陽が昇る前でしたが、思い描いたとおり、早池峰だけがピンク色に染まっています。カメラの設定を確認するのももどかしく、急いで車から降りて十数枚、シャッターを切りました。朝陽は駆け足で昇り、山肌の色が刻々と変化してしまうからです。
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しばらく撮影して車に戻り、気温計を見ると-13℃。すっかり冷えた体を温めてから、場所を移動することにしました。
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少し北上して猿ヶ石川の土手を歩いていると、なんだか辺りがキラキラし始めました。ちょうど昇ってきた朝日の光線を受けてダイヤモンドダストが輝き始めたのです。早起きして出かけて来た甲斐がありました。
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以上 DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm


ところで、今回撮影に用いたカメラ(Panaspnic LUMIX DMC-GH4) は、同じシリーズのGH3に引き続き、今年の春から主に動画撮影用にと導入したものですが、慣れるにつれて写真の撮影に用いる割合もぐんと高くなってきています。いわゆるミラーレス一眼と呼ばれるカメラですが、小さい、軽い、高性能と3拍子揃っており、ボディやレンズの価格も、従来の一眼レフに比べとてもリーズナブルです。また、レンズはマウントアダプターを使用することで、手持ちのキヤノンのEFレンズを始め様々なメーカーのものを使えます。センサーがマイクロフォーサーズ規格なので焦点距離がフルサイズの2倍となり、望遠系のレンズを多く用いる野生動物等の撮影には有利です。肝心の画質についても、現時点で、すでに従来の一眼レフと肩を並べるレベルと感じられます。

ただし、まだ従来の一眼レフにはかなわない部分もあります。今朝の撮影でそれに気づきました。空中のダイヤモンドダストをうまく表現するのは意外と難しく、マニュアルフォーカスでないと背景にピントが行ってしまい、手前を漂う小さな氷の粒を目立たせることができません。そこで設定をマニュアルフォーカスに切り替え、ピントリングを手で操作し始めたのですが、どうも思うようにリングが回りません。フォーカスリングも重くなっていました。詳しい原因は不明ですが低温のためグリスが硬化して回転が渋くなったのかもしれません。電動ズームやオートフォーカス、その他の機能は全く問題無いのですが、機械的な部分については改良の余地有りと感じました。仕様表の動作環境を見ると、ボディについては0℃~40℃が使用可能温度と記載されていますが、レンズについては動作環境について記載は見つけられませんでした。従来の一眼レフも使用可能温度は同様でしたが、私の経験上、実際の撮影においては中級機以上であれば、レンズ、ボディ、バッテリーとも -20℃以下での長時間の撮影に問題無く使用できたことから、ミラーレスの上位機ならば、レンズも含めもっ
と高い耐寒性能が必要なのではないかと思います。

天体写真の撮影についても、まだまだと感じる部分があります。星のようなわずかな光しか発しない対象にピントが合わせにくいことです。液晶ファインダーやモニターでは星がよく見えずマニュアルでのピント合わせはかなり困難です。また、光量が不足しているため地上の風景もほとんど確認できず、構図を決められないのです。その点、光学ファインダーを使用している一眼レフは、星が見やすいため構図を決めるのに苦労しません。また、ライブビューでも星を捉えることが比較的容易なため、正確なピント合わせをしやすいのです。超高感度性能についても、写りやノイズの発生などを比較すると従来の一眼レフに軍配が上がります。ですから私は、現時点では、天体写真やホタル等の撮影にミラーレス一眼を積極的に使う気にはなっていません。

とは言うものの、ミラーレス一眼はすでに私の撮影にとっては欠かすことのできない存在になっています。その軽さ小ささは、従来の一眼レフに慣れ親しんできた者にとっては少し頼りない感じがしないでもありませんが、移動時や撮影時の体への負担を大幅に軽減してくれますし自由度も増します。特に、体力の低下を感じることが多くなってきた私には有り難い存在です。きっと近いうちに、極寒地や天体、夜間といった特殊な撮影にも対応できる性能を備えた機種が登場してくることでしょう。楽しみです。
# by fieldnote | 2014-12-27 14:22 | 早池峰

ふたご座流星群の夜

極大を迎える14日は、降り止まない雪を避けて沿岸の宮古で撮影しました。ここも、強風に乗って次々と雪雲が飛んできてすっきりと晴れることはありませんでしたが・・・

午後9時過ぎから11時半頃まで、超広角レンズを取り付けた2台の一眼レフを北天と南天に向け固定撮影。翌日の仕事も気になり、月が昇る前の撤収となりましたが、数個の明るい流星を捉えることができました。
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Canon EOS-1D Mark III + SIGMA 15mm  F2.8  1SO3200   f=2.8  6コマ分をコンポジット


私の撮影した時間帯は、たくさんの流星が流れたものの、火球クラスの明るいものは数個しか確認することができませんでした。各地からの報告を見ると、月が昇った夜半過ぎから明け方まで、多くの明るい流星が飛んでいたようです。
# by fieldnote | 2014-12-18 06:56 | 天体

冬型が強まり、大雪に見舞われているというニュースが各地から届いています。

そんな中、ふたご座流星群の様子を見に行ってきました。極大は12月14日21時頃と予想されていますが、1日前でもそこそこ流れているはずです。撮影地は、西から雪雲が次々と流れて来て、風花が舞うような悪条件でしたが、たまに明るめの流星も飛んでおり、極大が近づいていることを感じました。
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Canon EOS-1D Mark III + SIGMA 15mm  F2.8  25秒 1SO3200  f=2.8   2014.12.13 21:37

画面中央に縦に並んでいるのがふたご座のカストルとポルックス。ふたご座流星群に属する流星はその付近を中心に放射状に流れます。地平線近くの明るい星は木星で、右端には全天一明るい恒星のシリウス。その上にオリオン座が横たわっています。やまねこ座付近を横切って飛んだ流星は、薄雲を通してもはっきりと写っているので、相当な明るさだったと思われます。



下の画像は、上と同じ流星を別のカメラで捉えたものです。ちょっとはみ出してしまいました。
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Canon EOS 5D Mark III + EF17-40mm F4L 20秒  ISO5000  f=4.0 
2014.12.13 21:37

実はこの画像の撮影に使ったEF17-40mm F4Lというレンズ、SAMYANG 14mm F=2.8 を取り付けてあるものと思い込んで、よく確認しないまま間違えて持ってきてしまったもの。F4という若干暗めのF値で、ファインダーを覗いても星がよく見えず構図が決めにくい、ピント合わせのためライブビューを使っても星がとても見にくい等々、星撮りには向かない部分もあるので、間違いに気づいたときはがっかりしました。しかし、明るい流星であればしっかり捉えることができるし、ソフトフィルターを装着しなくても適度に明るい恒星が目立つように描写されることがわかったので、今後も出番があると思います。

さて、明日の天気はどうなるでしょうか・・・
# by fieldnote | 2014-12-13 23:48 | 天体

銀河鉄道の夜

岩手県の花巻駅から釜石駅間を力強く走行し、多くの人を魅了してきたSL銀河C58239。今年は12月6日のナイトクルーズをもって運行終了となりました。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のイメージを再現しようというSL銀河ナイトクルーズ。その舞台となる宮守駅近くのめがね橋周辺は朝から賑わい始め、夕方には1000人余りの人々の熱気に包まれました。通過予定時刻が近づくと粉雪が舞い始め、一時は視界をさえぎるほどに。三脚にセットした写真用と動画用の2台のカメラの最終調整も、レインカバーで覆いながら不自由な態勢で行わなければならないほどです。

陽が落ちてすっかり暗くなった17時48分、宮守駅発車の時刻。汽笛の音が徐々に近づき、集まった人々の期待感は最高潮に達しました。辺りは心なしか静かになった感じです。

そして、姿を現したSL銀河C58239。暗闇に浮かぶ白い橋梁の上をゆっくりと滑るように進む蒸気機関車と客車の姿は、まさに天空を駆ける銀河鉄道そのもののように見えました。その幻想的な光景に引き込まれてしまい、左手に持った写真用カメラに取り付けたレリーズのボタンは、数回押すのがやっとでした。

当日の圧倒的なスケール感と迫力をお伝えするのはなかなか難しいのですが、小さな写真より音の入った動画の方がいくらかでも雰囲気が伝わると思います。できれば、最高画質に設定し全画面に拡大してご覧いただければと思います。

DMC-GH4 + G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH  
# by fieldnote | 2014-12-11 00:53 | SL銀河

再び巨大黒点

先月24日に撮影した後、自転によって見えなくなっていた巨大黒点が、また姿を現しました。1ヶ月前より小さくなっていますが、見応え十分です。
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ちょっと拡大してみると、こんな感じ。肉球みたいでかわいいです。
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以上 DMC-GH4 + EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅲ
# by fieldnote | 2014-11-22 22:50 | 天体

早池峰冠雪

今朝の最低気温は-3.4℃。早池峰は真っ白な雪をかぶって朝日に照らされていました。

左手前のやや低い三角のピークは薬師岳です。
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東側に目をやると、六角牛(ろっこうし)が大きなシルエットを見せていました。
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以上 DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm


「山が3回白くなると、里にも雪が積もる」らしいのですが、午後からは雨になりました。











# by fieldnote | 2014-11-17 21:26 | 早池峰

霜月

今朝の霜
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iPhone 5s




今夜の月(十三夜)
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DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm
# by fieldnote | 2014-11-05 23:52 | 自然現象

巨大黒点と細い月

太陽の表面に巨大な黒点が現れました。このように大きな黒点の出現は11年ぶりとのことです。

10月24日
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10月25日
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昨日(10月25日)は新月から数えて1日目。月齢1.4の細い細い月が西の低空に姿を見せていました。
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以上 DMC-GH4 + EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅲ
# by fieldnote | 2014-10-26 23:55 | 天体

皆既月食の楽しみは、月そのものの変化だけでなく、周りの星たちの姿を観察できることにあります。皆既になると月明かりは急激に減光し、天の川のような微光天体もはっきりと見えるのです。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 15mm  F2.8  10月8日  20:14  25秒  ISO2000    


この画像は、北東の方角に対角魚眼レンズを向けて撮影したものです。画面右寄りの明るい天体が皆既中の月、中央のやや上にアンドロメダ大星雲、地平線近くにプレアデス星団、左に白く立ち上がっているのが天の川です。
# by fieldnote | 2014-10-18 01:47 | 天体

赤い月と天王星

10月8日の皆既月食では、普段、なかなか見ることのできない天体の姿を確認することができました。
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DMC-GH3 + EF300mm F4L IS   10月8日  19:39   1/8秒   ISO1600

月の右側にポツンとある白い星がそれ。太陽系の惑星、天王星です。
# by fieldnote | 2014-10-15 23:24 | 天体

今日は秋晴れの一日でした。夕方になっても台風19号の影響は全く感じられない澄み切った空が広がっています。

太陽が足早に沈んでしばらく経った頃、まだ薄明るい西空をISS(国際宇宙ステーション)が横切って行きました。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + EF17-40mm  F4L  ISO800  F=5.0  18:04~ 191秒露出  2014.10.11


画面左手の方向から現れ、北斗七星を横切り北極星の下を通過、最後はペルセウス座の方へ飛び去っていきました。明るくはっきりと見えるので、すぐそれとわかります。
# by fieldnote | 2014-10-11 22:09 | 天体

今回の皆既月食では、「街明かりの上に浮かぶ赤い月」を撮影したいと思っていました。

月は皆既の始まる時間には30度ほどの高さに上っているため、地上の風景と一緒に撮るには広角系レンズを使うことになります。すると、月は小さくしか写らず見栄えがしないのですが、独特の赤い色をうまく出せれば、存在感を持たせることができると考えました。

すでに欠け始めた月を見上げながら、遠野の町を見下ろせる山の上まで車で移動し撮ってみたのがこれ。本影に入ったばかりなので、月の上部がまだ白っぽく見えます。
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DMC-GH4 + G  X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH     4秒  f=4  ISO400     2014.10.8   19:32


ほぼイメージ通りですが、本当はもう少し地上や空を明るく出したかったのです。でも、月の赤い色が飛んでしまうので露光量は敢えて抑え気味にしました。
# by fieldnote | 2014-10-08 23:48 | 天体

9月はツキノワグマとの遭遇率が高い月です。今日は、遠野近辺の山でツキノワグマを探しました。

この季節、ツキノワグマは青いミズナラの実を食べます。青いドングリはジューシーでおいしいのです。
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クマは木の実を食べるために木に上ります。そして枝先についた実を手でたぐり寄せて食べます。枝をくわえて折ってしまうこともあります。ですから、ツキノワグマが実を食べた後は、ボキボキに折れた木の枝と枯れた葉っぱが残ります。これをクマ棚と言います。
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今の時期のクマ探しは、このクマ棚が重要な手がかりとなります。折れた枝に付いた葉が枯れて茶色く変色したものは古いので、クマがいる確率は低いのですが、葉が枯れていないものは枝が折られてから時間があまり経過していないので、近くにクマがいる可能性が高くなります。
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クマ棚の下にはフンが残されていることが多く、その状態でも、クマが近くにいるかどうかを判断することができます。これは、表面が乾燥しているので数日経ったものと思われます。
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日中、新しいクマ棚がある場所を歩き回って、周辺には多くのミズナラがあり、そのほとんどにクマ棚ができていることを確認しました。クマ棚の数の多さから、クマがまだ近くにいてミズナラの実を食べに来る可能性が高いと考え、一端、そこを離れ夕方になってから再びその場所に戻りました。

風下からゆっくりと近づいていくと、ある大木の枝が大きく揺れたり、折れたりする音がしています。正面から西陽を受け、逆光で見づらいのですが、双眼鏡を覗くと木の葉の陰に黒い姿を確認できました。
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望遠レンズを取りに車に戻り、今度は別の角度から近づいていくと、木の枝に腰掛け、実の付いた枝に覆い被さるようにして食べています。距離はおよそ50m。ドングリの殻をかみ砕く、カリッ、ポリッという音が、時々聞こえます。
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以上、DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm、EF500mm F4LIS  2014.9.21撮影


あっという間に日没となり、撮影できた時間はわずかでした。シカがこちらの姿を見つけて派手な警戒音を発しても、クマは意に介することなく、青いミズナラの実を食べ続けていました。
# by fieldnote | 2014-09-21 23:47 | ツキノワグマ

コスモス蒸機 sanpo

秋風にゆれるコスモスとC58239  花が似合う蒸気機関車です。
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DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm    釜石線 平倉~足ヶ瀬 2014.9.20
# by fieldnote | 2014-09-20 23:17 | SL銀河

中秋の名月

月の出の時刻には厚い雲がかかっていたのでほぼあきらめていましたが、仕事の帰りに立ち寄ったスーパーの駐車場で、雲間に顔を出す月を発見。急いで帰宅して、玄関前で撮影しました。
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DMC-GH4 + EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅲ    9月8日  19:04  1/250  ISO400

ちなみに、この時の月齢は13.83。満月は明日です。
# by fieldnote | 2014-09-08 23:39 | 天体

九尾孤?

尾ではなく、足が9本くらいあるように見えたような・・・

そのキツネは、フワフワと浮かぶような様子で、闇に消えていきました
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 DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm   9月2日撮影
# by fieldnote | 2014-09-07 19:21 | キツネ

オコジョ

これまで、オコジョを撮りたいと思って早池峰に登っても連戦連敗でしたが、今日はオコジョ狙いで登って、ほぼ満足のいく写真が撮れました。
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 以上 DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm   8月31日撮影


もちろん、高山植物のピークが過ぎ、登山者が減ってきていること、低温の日が続き大気の状態が不安定で雲やガスが発生しやすいため、天敵の猛禽への警戒心が薄れているであろうこと、秋冬を控え行動域が広がっていること等を踏まえての出撃でした。

ところで、早池峰で植物や動物をじっくりと撮影したい時は、一般登山者のように早朝出発し昼過ぎに降りていては、満足のいくものは撮れません。喧噪が過ぎ去った頃に目的の場所に着くように、時間帯をずらして行動することが必要です。

また、日帰り登山者が大多数を占める早池峰は、夕方になると誰もいなくなるので、アクシデントへの対応も重要です。非常食、ヘッドライト、ビバーク用具、医薬品、危険生物への対処等、十分に備えておく必要があります。
# by fieldnote | 2014-08-31 23:54 | オコジョ

迷子

職場にアナグマの子どもが迷い込んで来ました。2~3日前から、夜、周辺の道路で「猫ぐらいの大きさのタヌキのような、でもタヌキではない動物」を見かけたという情報があったのですが、今日、その正体が明らかになりました。雨がザーザーと降る中、敷地内の木陰で盛んに鳴きながら、時々出てきては近くをウロウロ。
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以上 iPhone5s 8月21日撮影

少し歩くとよろめいたり、鼻先を地面につけて意識を失うように寝そべってしまったりと様子がおかしいので、獣医さんに相談し治療をしていただいたあと山に放獣。

元気でいてくれるといいのですが・・・
# by fieldnote | 2014-08-21 23:34 | アナグマ

栗田ゆがさんの写真展

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iPhone 5s


昨日、栗田ゆがさんの写真展「富士物語|新しい時代」に行って来ました。

小原 玲さんのブログで紹介されている栗田さんの写真を見て、どうしても、オリジナルプリントを見たいと思ったのです。

富士山をモチーフにしているものの、栗田さんの作品の多くは星が重要な役割を担っています。もしかすると天体写真の経験がかなりある方ではないかと思いましたが、ご本人とお話ししてその通りだという事がわかりました。

美しい色と光、天空の彼方まで捉えた壮大なスケール感。いつまでも見ていたくなる作品ばかりです。

【富士物語|新しい時代】
8/2(土)〜8/15(金) Island Galleryにて
東京都中央区京橋1-5-5 B1 
tel / 03-3517-2125







# by fieldnote | 2014-08-13 01:37 | 東京

事故死


今朝、実家に帰る途中の国道脇に若いツキノワグマが無残な姿で横たわっているのを見つけました。おそらくトラックのような大型の車に衝突したものと思われます。

餌を求めて、すぐ脇の川伝いに移動して来て、国道を横断した際、事故にあったのでしょうか。

臆病で用心深いツキノワグマが、お盆で交通量が激増しているこの道路に出てこなければならなかった理由は何だったのでしょう。

死んだクマの写真を載せるにあたっては色々迷いましたが、こういう事故も現実に起こっているということを記憶に留めておくため、敢えて取り上げる事にしました。


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iPhone 5s









# by fieldnote | 2014-08-12 13:50 | ツキノワグマ

夜行性

行くたびに、雨と風に見舞われた早池峰の花の撮影を6月で終え、7月からはホタルモードに切り替わりました。が、花もホタルも画像の整理と処理が追いつかず、そうこうしているうちにホタルの時期も終盤を迎えることに・・・。早池峰の花とホタルについては、そのうちまとめてアップする予定です。

夕べは県北のヒメボタル生息地の状況を調べてきました。岩手県北部では折爪岳がヒメボタルの生息地として「売り出し中」ですが、観光地化した場所は落ち着いて観察や撮影ができないので、なるべく近づかないようにしています。夕べ訪れた場所(2カ所)は、ヒメボタルの生息地としてはほぼ無名の場所でしたが、かなり広い範囲に生息しているであろうことを確信してきました。ただ、時期的にピークを過ぎていたことや、雨が降っていて低温(約15℃)だったこともあり、数は期待したほどではありませんでした。片道約4時間の行程のため気軽に訪れる訳にはいきませんが、来シーズンが楽しみです。

ヒメボタルの観察を22時に終えて帰路についたのですが、それまでずっと降っていた雨が上がり、車の窓を通して星がちらちらと姿を見せるようになってきました。とある道の駅付近に車を停め外に出てみると、空は満天の星。天の川が淡く濃く夜空を横切っているではありませんか。このチャンスを逃す手はないと、近くの牧場まで移動して、流れてくる低い雲に気をもみながら速攻で撮影したのがこれ。電線が写り込んでいたのはご愛敬ということで・・・。

それにしても、今回初めて撮影に使ったSAMYANG の14ミリは、その価格からは考えられないような良い描写をしてくれます。画角も対角魚眼並の広さで、天頂付近の夏の大三角も余裕で入ります。問題は、でっかい前玉の夜露対策と、ソフトフィルターの取り付けをどうするか、です。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + SAMYANG 14mm  F2.8   ISO3200  30秒    固定   2014.7.21撮影


撮影を終えたのが今朝の1時で、帰宅したのが4時近く。ホタルシーズンは、ただでさえ帰宅が遅くなるのですが、その後に星の撮影などをした日には、もうこんな感じです。梅雨が明けて本格的な夏になれば、流星群や銀河の撮影の機会もまた増えてくるし、睡眠不足の夜行性動物のような生活はこの後もしばらく続きそうです。
# by fieldnote | 2014-07-21 18:33 | 天体

梅雨の晴れ間に

緑あふれる遠野路をゆくC58239
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DMC-GH4 + G X VARIO PZ 45-175mm    釜石線 遠野~青笹 2014.7.5
# by fieldnote | 2014-07-13 23:17 | SL銀河

やませの中で

3年前の夏に、まるで天の川が地上に降りたような、ヒメボタルの大発光に遭遇した県南の森。

昨年は天候不順で不発に終わったので、期待を込めて出かけたのですが・・・  今日も現地はやませの影響で、濃い霧と低温にみまわれていました。

19:40分頃から数匹が光り始めましたが、最大でも数十匹で、20:30以降は大半が光るのをやめてしまいました。気温が下がってきたせいではないかと思います。
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Canon EOS 5D MarkⅢ Ai Nikkor 28mm F2.8S    7月5日   60秒露出×4枚


気温が上がれば、一気に数を増しそうです。
# by fieldnote | 2014-07-05 23:56 | ヒメボタル