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そういえば、岩手県立博物館で開催されている「いわての光る生きものたち」展は、明日が最終日。私もちょっとだけ協力させていただきました。


県立博物館正面玄関
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光る生きもの展のポスター(中央のヒメボタルの写真は私が岩手県内で撮影したものです)
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写真家 小原 玲 さんのホタルギャラリー
7月14日に行われた「ひかりフォーラム」のあと、小原さんや大気海洋研究所の猿渡さんと博物館のレストランで昼食をご一緒しました。
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私の写真も少し
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以上 Canon PowerShot S100


もし、お時間があったらお出かけください。
# by fieldnote | 2013-08-17 23:57 | いわての光る生きものたち展

今から12年前の2001年、大流星雨となって出現したしし座流星群を目の当たりにして以来、他の流星群にはあまり関心がなくなっていたのですが、今年はなぜかペルセウス座流星群のことがしばらく前から気になっていました。

私にはめずらしく数日前から撮影場所のロケハン、機材の準備に動き始めたのですが、天候が不安定で雷注意報が出っぱなし。県内の内陸では洪水で家が水に浸かるなどの被害が出る始末で、星見どころではない空模様が続いていました。

それでも、極大の3日前、8月10日の夜には晴れとなり、テストも兼ねた撮影を行うことができました。最初の撮影地は標高800mの高原。市街地から離れているにもかかわらず、車で30分以内で到着できて見晴らしもよく、天体撮影にはかなりの好適地です。ただ、そこは風力発電の巨大な風車が林立し、シューシューと不気味な音が響いており、赤色灯が思いの外明るく、北側から東の方向にかけての撮影はまず無理です。

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Canon EOS5D Mark III   Ai Nikkor 28mm F2S  絞りf=2.8  ISO3200  25秒  2013.8.10  22時40分


それでも、南から西側にかけては、天の川がくっきりと浮かび上がるほどの暗い夜空が広がっており、イメージしていた夏の星座を貫くように飛ぶ流星を撮るには、まずまずの場所。極大にはまだ時間はあるものの、時折、明るい流星が飛んでおり、構図優先で南の空にレンズを向けました。

撮影を始めて1時間半ほど経ったとき、火球クラスの流星がわし座を貫き、遠野の市街地(北上山系の中にあって、唯一、無駄に明るすぎるエリア)の方向に落ちていきました。
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Canon EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 15mm  F2.8  拡散フィルター使用  ISO3200  25秒  2013.8.11  0時02分  


その後しばらくねばってみましたが、これ以上の流星は出なかったのでテスト撮影は終了。予想外に大きな流星を捉えることができ、極大の日がますます楽しみになってきました。
# by fieldnote | 2013-08-15 23:32 | 天体

今年のヒメボタル事情

6月下旬から、ホタルモードに切り替えて県内各地を駆け回っていました。しかし、今年は天候が不順で、夏とは思えない低温が続いている上に雨の影響もあり、今日(7月28日)を入れて9回しか観察、撮影に出かけることができませんでした。

ヒメボタルを一番多く見ることができたのは7月7日に県南の生息地で10数匹ほど。他に3カ所を、週末を利用して見て回ったのですが、いずれも数匹程度でした。特に期待していた峠のポイントには6回通いましたが、濃霧や低温のため、最高でも10匹程度でした。

一昨年、昨年と、それこそ星空が地上に降りてきたような光景を目にしてきたので、今年もどこかで同じようなピークに当たると思ったのですが、どうやらどこもだめだったようです。

今日は昨日までの大雨が昼近くにはやみ、ほんとうに久しぶりに夏の太陽が顔を出して、気温も上がりました。これまで光らなかったホタルがこの条件で一斉に光るかもしれないと思い、峠のポイントに行ってみたのですが、予想は全くのハズレ。一匹も光っていませんでした。

まあ、天候などの条件によってピークが半月近くもずれ込むということは無い、ということがわかっただけでもよしとしなければならないなあ、などと考えながら車から出て空を見上げてびっくり。途中、まだ雨がパラついていたので、全く予想もしていなかったのですが一面の星空が広がっていました。

ガスが流れて星が見えなくなったり、小雨がぱらついてきたり、どこかで激しい雷雨になっているのか、絶え間なく続く稲光りで空全体が明るくなるような、およそ天体撮影には向かない夜でしたが、それでもはっきりと見えている天の川にレンズを向けてみました。

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 Canon EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 15mm  F2.8 → F4  ISO6400  25秒     2013.7.28撮影


今年は、ホタルの写真は一枚も撮れなかったけれど、ヒメボタルポイントで撮ったこの一枚を、来シーズン以降の撮影につなげていきたいと思います。
# by fieldnote | 2013-07-29 00:55 | ヒメボタル

悲しい出会い

早池峰で、どうしても見たかった花。簡単に見つかる花ではないと諦めていた花。とうとう、見ることができました。
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 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF70-200mm F2.8L IS


が、この花、常に盗採の危険にさらされており、私が見た日の前日夕方から当日の早朝の間に、この近くに咲いていた数株が根こそぎ持って行かれたのだそうです。

長年憧れていた花との出会いは、なんとも言えない悲しい出会いとなってしまいました。


花の時期と記事の掲載時期は、意図的にずらしてあります。
種名も検索に引っかからないように、敢えて書きません。
# by fieldnote | 2013-07-14 02:54 | 早池峰

入山料? みたいなもの

花の季節は、ついつい足が向いてしまう早池峰。

でも、この時期はマイカー規制で、土日祝日の午前中に河原の坊や小田越登山口から登るためには、山麓の駐車場からバスを利用しなければなりません。ずっと敬遠していたのですが、昨日は、バス事情も知っておいた方がいいと思い利用することにしました。
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 iPhone 5


料金は往復で1,400円。普段、花の撮影では規制が解ける午後から登る私にとって、入山料みたいなものでした。
# by fieldnote | 2013-06-24 23:58 | 早池峰

山を想う

今日は一日、花盛りの山を想いながら、疲れがたまって動かなくなった体を休めていました。

まだ咲いている花も、終わった花もありますが、6月初めの早池峰の様子など・・・


樹林帯の中では、小さな花たちが光を浴びようと葉を広げています。

コヨウラクツツジ
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ミツバオウレン
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コミヤマカタバミ
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ツバメオモト
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ヒメタケシマラン
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森を抜けるとハイマツが現れます。今年は実をたくさん付けています。
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ハイマツの実が大好物のホシガラス
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チシマアマナ
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ナンブイヌナズナ
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以上 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF70-200mm F2.8L IS、EF17-40mm F4L、iPhone 5



まだまだたくさんありますが、この辺で
# by fieldnote | 2013-06-15 23:52 | 早池峰

今年のヒメコザクラは…

花の季節を迎えた早池峰。5月下旬から6月半ばにかけて、ヒメコザクラが岩礫地を飾ります。1週間ほど前のことですが、様子を見に行ってきました。

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以上 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF70-200mm F2.8L IS    2013.6.1 撮影


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iPhone 5   2013.6.2 撮影


他の花たちも咲き始めていましたが、そのうちにアップしたいと思います。
# by fieldnote | 2013-06-10 06:59 | 早池峰

早池峰に居ります

最初にアップした写真がダメダメだったので、新しく貼り直しました。iPhoneで撮影した写真をきれいに表示するのは、どうも難しいですね。

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良い天気に誘われ、小田越から頂上ピストンしてきました。


タイマグラから早池峰を望む。
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Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS


まだ、雪が大量に残る登山口。
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樹林帯の中の道は、ほとんど雪が詰まっています。
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これは何?
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ミヤマキンバイ。頂上までの岩礫地で見つけた花はこの一輪のみ。
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稜線直下のハシゴ場。
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稜線に出ました。向こうのピークが頂上。
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ここで、アクシデントが・・・ 突然、両足のソールが剥がれてしまいました(泣) 
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頂上まで、たっぷり残った雪の上を歩きます。ソールの無い靴は不安定この上なし。
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頂上には、雪はほとんどありませんでした。
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小屋から、登ってきた跡を振り返る。
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彩雲が現れましたが、すぐに消えました。
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以上 Canon EOS40D  EF17-40mm F4L   2013年5月18日 撮影


ビブラムソールがいきなり剥がれたのには驚きました。下山時の靴底はツルツル状態。慎重に歩いていてもスリップして4回ほど転んでしまいました。用具の点検はしっかりとする必要がありますね。
# by fieldnote | 2013-05-20 22:57 | 早池峰

週末に出会ったものたち

いろいろな出会いがありました。まずは雨降りの11日から。


ツキノワグマ
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オオルリ
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以上 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS

コブシ
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オオヤマザクラ
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以上 Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS


そして晴天の12日。

ニリンソウ
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キクザキイチゲ
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オオヤマザクラ
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以上 Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS


山は、とてもにぎやかです。
# by fieldnote | 2013-05-13 00:08 | ツキノワグマ

親子グマの行動範囲

新たなフィールドで5月3日に出会った親子グマは、少なくとも、私が観察することができた5日までの3日間、同じ場所に留まっていました。ただ、もっと前からここに居た可能性は高く、これまでの別の親子グマの観察例も併せて考えると、子連れのクマの行動はとても狭い範囲に限られていると思われます。

1歳の子グマを連れた親子の行動範囲は、半径100m前後でした。今回出会った親子は2歳の子グマが1頭でしたが、その行動範囲も同程度のものでした。ただ、子グマの運動能力が格段に高くなっていることや、主な餌となる植物の生育状況や季節の進行により、少しずつ場所を移動するものと思われます。


右が子グマ
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子グマがこちらに歩いてくるので、心配そうな母グマ
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子グマの毛が逆立っている。これ以上近づいてくるなよ・・・
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子グマと私の間に割って入る母グマ
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以上 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS



なお、6年ほど観察を続けてきたメスのクマは、5月6日現在、姿を見せていません。
# by fieldnote | 2013-05-07 00:10 | ツキノワグマ

ツキノワグマの棲む山

連休の谷間の5月1日、2件のツキノワグマ情報をいただきました。1件は単独のオスグマ、もう1件は3頭の親子グマです。

今日は早速、観察に出かけました。六角牛山は雪で頭を白く染めています。冷たい風が強く吹き付けて来るので、冬の服装です。いつも私が行くフィールドに立ち寄り、ちょっと時間を取って親子グマを探しましたが気配はありません。諦めて、まずオスグマが現れた場所へ移動しました。

現地に着いて崖地を見上げていると、稜線近くを大きな鳥が滑るようにこちらに向かって飛んできました。イヌワシです。頭上を何度も旋回したり、稜線の向こうに急降下したりと、なかなかの動きを見せてくれました。
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結局、ここではクマを確認することはできませんでしたが、久々のイヌワシの姿に満足し、次の目的地に向かいました。



教えられた場所は山麓の集落を抜けた辺りにあり、いかにもクマが好みそうな地形です。昼前に到着して、冷たい風と小雨の中、夕方まで粘りましたがクマの親子は現れませんでした。

暗くなる前に、奥の峠まで行って様子を見ることにしました。本降りになっていた雨は標高1000m近い峠では雪に変わりました。周辺の山々は広大な面積が伐採され、ほぼ丸刈り状態です。これはもう「山」とは言えない状態です。道路脇の一角に、かなりお金をかけて作ったと思われる小さな植林地がありました。「希望の森」とかなんとか書かれた看板を見て、笑ってしまいました。

帰路につき、峠から少し下った所で、前方20m程の斜面上部に黒い影が動くのが目に入りました。2頭の親子グマでした。子グマは2歳と思われ、母グマにピッタリ寄り添っています。立ち止まってしばらくこちらをチラチラと見ていましたが、やがて、静かに斜面上部に消えていきました。
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以上 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ


森が失われた山でも、ここで生まれたクマたちは、ずっとここで生きていくのかもしれません。
# by fieldnote | 2013-05-03 23:37 | ツキノワグマ

今朝は山の斜面に3頭のクマが歩いている夢で目覚めました。バタバタと準備をしていつものフィールドへ。

世話になっている地元の方にあいさつに行くと、「最近、裏の沢でクマを7頭獲ったそうだ」という話を聞かされました。4頭は単独で3頭は子連れの親子だそうです。「今年はいつもの親子連れの姿はまだ見ないな」というその方のことばに、もしかすると…という気持が頭をもたげます。現地はまだ冷たい風が吹いていますが、下草も生え揃い、クマがやって来る条件は整っています。けれども今年はまだ、6年ほど観察を続けてきた親子グマは姿を見せていません。

不安な気持ちで、近くの山林を歩いていたら、偶然、嫌な物を見つけてしまいました。
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iPhone 5

捨てられたもののようですが、クマを捕獲するためのドラム缶の罠です。

クマの命は、なんて軽く扱われているのだろう… そのことを改めて考えさせられた一日でした。
# by fieldnote | 2013-04-29 15:16 | ツキノワグマ

春遠し

おととい辺りから、また気温が下がり始め、山は真っ白になりました。
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  六角牛(ろっこうし)山  4月19日撮影


そして今朝。平地にも雪が・・・
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以上 Canon PowerShot S100   4月21日


今日もまた、タイヤ交換しそびれてしまいました。
# by fieldnote | 2013-04-21 23:02 | 風景

縄張り争い

クマが出てくるのを待っていたら、キッキッキという声とともに、2羽のキジが飛来しました。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ

しばらくにらみ合っていたかと思いきや、1羽がジャンプ。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ


にらみ合いと跳び蹴りの争いは延々と続いたのでした。
# by fieldnote | 2013-04-13 22:29 | キジ

春グマの行動範囲

この冬は積雪量が多かったのですが、里の雪は早々と消えてしまいました。

きのう、ツキノワグマに出会える予感がして、毎年4月末になってから訪れていたフィールドに出かけてみました。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ 4月6日撮影

ほぼ、予想通りの場所で、その姿を見ることができました。ただし、いつもの親子グマではなく、単独の若いクマでした。



今日は、年度末からの疲れと花粉症で体全体がだるくあまり気が進まなかったのですが、午前中だけの行動と決めてきのうの場所へ行ってみました。雨が降り出した頃、遠くの斜面に単独のクマの姿を見つけ、近づいて撮影。ほぼ、きのう見た個体に間違いないと思います。急な激しい雷雨で辺りが暗くなり、濡れながら手持ちで10カット余り撮影したうち、ぶれていないのはこのカットのみ。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ   4月7日撮影

この時期、ツキノワグマたちは空腹を抱え、エサとなる草や木の芽を求めて山野をさまよっていますが、さすがに行動範囲は狭いようです。
# by fieldnote | 2013-04-07 22:14 | ツキノワグマ

春の一日

例年よりずっと早めですが、ポカポカ陽気に誘われて、ツキノワグマのフィールドにやって来ました。足元には、フキノトウと共にフクジュソウがあちこちに。
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iPhone5

向こうの斜面には、顔を出したばかりの植物を食べに、ツキノワグマも姿を現しました。

これで、風が吹くたびに杉の梢から煙のように噴き出す杉花粉が無ければ、最高の一日になったのですが…
# by fieldnote | 2013-04-06 23:37 | 植物

今日のパンスターズ彗星

夕方、風が強まるとともに急速に晴れ上がり、最後まで雲が残っていた西の空にパンスターズ彗星が姿を現しました。
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Canon EOS-1D MarkⅢ EF500mm F4L IS  絞りF4  1.3秒  ISO1600  ホワイトバランス 太陽光  2013.3.19  18:39    岩手県遠野市綾織町

今日は空の透明度が悪かったのか、それとも月明かりの影響か、双眼鏡を使い目を凝らして探したけれど、彗星の姿をなかなかとらえることができませんでした。
# by fieldnote | 2013-03-19 23:54 | 天体

標高869mの山が西側に”でん”とそびえるこの場所は、彗星は本当にあっという間に沈んでしまうのでした。
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Canon EOS40D EF300mm F4L IS  絞りF4  1.6~2秒  ISO400  ホワイトバランス 太陽光  2013.3.15  18:29~ 3枚をコンポジット  トリミング   岩手県遠野市綾織町


これは、間隔を空けて撮影した画像を3枚合成したものです。
# by fieldnote | 2013-03-17 21:33 | 天体

これ以上ないような快晴が一日続きました。夕方、パンスターズ彗星を撮影。
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Canon EOS40D EF300mm F4L IS  絞りF4  0.8秒  ISO400  ホワイトバランス 太陽光  2013.3.15  18:26    岩手県遠野市綾織町


きのうはカメラのホワイトバランスを「オート」にしていましたが、今日は「太陽光」に設定しました。実際の空に近い色を再現することができました。
# by fieldnote | 2013-03-15 23:56 | 天体

3月8日頃から、日本でもその姿を見られるようになったパンスターズ彗星。毎夕、西の空を見つめていましたが、見ることができませんでした。

今日の夕方、ようやくその姿をとらえることができました。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF70-200mm F2.8 IS  絞りF2.8  0.6秒  ISO400   ホワイトバランス オート  2013.3.14   18:27  (トリミング)  岩手県遠野市綾織町

日没後間もない時間帯の西空、しかも超低空という悪条件ですが、天候にも恵まれて何とか写すことができました。

久しぶりの肉眼彗星。双眼鏡で見ると、思ったより明るく、しっかりとした姿が印象的でした。
# by fieldnote | 2013-03-14 23:32 | 天体

寒さ衰えず・・・

立春を過ぎ、2月もそろそろ終わろうとしているけれど・・・ 相変わらず朝方はマイナス10度前後の日々が続いています。

ウサギコウモリやコキクガシラコウモリたちが繁殖に利用している洞穴。この時期、彼らは別の場所で越冬しているので、洞穴の主はこの氷筍たち。
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                                            以上 iPhone 5
# by fieldnote | 2013-02-21 00:41 | 自然現象

アニマルトラッキング

12月半ばから、朝はマイナス10度以下の厳しい寒さが続いていました。

花巻市西部の里山も雪がたくさん降り積もり、雪面にはそこの住人であるノウサギ、キツネ、ヤマドリ、リスなどの野生の生き物たちの足跡が点々と続いています。後を追っていくと、彼らの動きが思い浮かび、楽しいひと時を過ごすことができます。
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気になったのは、あるノウサギの足跡です。右の後ろ足に傷を負ったらしく、鮮血が点々と雪の上に続いていました。キツネに襲われたのか、自分で負傷したのかはわかりませんが、致命傷に至らぬことを願っています。
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以上 iPhone 5

さて、今年もあとわずか。夏から秋にかけて千葉県立中央博物館で行われた企画展、「シカとカモシカ展」に写真や映像で協力させて頂いたことが、強く心に残っています。来年は岩手県立博物館の展示への協力が決まっています。フィールドへ出る時間がなかなか取れないことが悩みの種ですが、観察、撮影を続けていきたいと思います。

実家に帰る新幹線の中からの投稿です。さて、そろそろ東京駅に着きそうです。
# by fieldnote | 2012-12-31 13:34 | ノウサギ

いつものフィールドを目指し、峠道をゆっくりと車を走らせていると、カーブを抜けた目の前の道路に2頭ニホンザルがおり、車を見てあわてて山の斜面に駆け上がって行きました。サルの行方を目で追いつつ、道路脇に車を停めて斜面を見上げると、10メートルほど先の木の上に1頭が腰掛けていました。
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サルはこちらを気にしながらも落ち着いた様子だったので、刺激しないように静かに撮影。そばにもう一頭見つけた瞬間、すぐ上部でシカが大音量の警戒音を上げたので、びっくりしてカメラを落としそうになりました。私よりシカに近かったサルは、ちょっと振り返っただけでほとんど気にしていない様子でした。

シカの声に刺激を受けたのか、少し離れた斜面ではあちこちでサルが鳴き始めました。「ホォホォホォホホッ」「ガッガッガッ」という威嚇するような声。走り回りながら「キッキッ」と鳴くもの。木の枝を揺すっているもの。葉の陰になって正確な頭数はわかりませんが10頭前後はいるようです。

大きな、おそらくボスと思われるサルの後から、真っ赤な顔をした母ザルと小さな子ザルが現れました。母ザルは手に何かを持って口に運んでいます。おそらくヤマブドウの実だと思います。
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 以上 Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS

岩手県のニホンザルは明治時代以降の狩猟圧によって、ここ五葉山の周辺を除いて絶滅したと見られています。他の地域でも、時折人々の目に付くところに現れるサルがいますが、これは、単独で行動する「離れザル」です。五葉山のニホンザルは、東北地方ではここだけの独特の遺伝子を持っているということもあり、いろいろな意味で貴重な存在であると言えます。

長年、五葉山に通っていますが、ここ南面に生息するサルの群れに出会ったのは今回が初めてです。このサルたちが人とは関わりを持たず、いつまでも、山奥で野生のままに生きていくことを願っています。
# by fieldnote | 2012-10-14 23:51 | ニホンザル

早池峰秋色

午後遅く、早池峰周辺のホンシュウジカの生息状況を調べるために、荒川高原からタイマグラ、小田越、河原の坊を周辺を巡ってきました。

近年、早池峰の周辺にホンシュウジカが「入り込み」、「貴重な高山植物が食い荒らされる」という危機感に溢れた見解をあちこちで聞くようになりました。しかし、実際にどの程度のシカが早池峰周辺に生息しているか、また、その生態はどのようなものかをきちんと調査したという報告は目にしていないので、それらの見解はあくまで想像の範囲でしかないものと思われます。

今回は、ホンシュウジカの生息痕跡を求めて車で移動しながらの観察でした。しかし、シカの姿はおろか、発情期独特のオスジカの鳴き声も含め、生息しているという証拠は見つけることはできませんでした。

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 以上 Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS


日没直前、早池峰、薬師岳が赤々と燃え上がる様子が印象的でした。
# by fieldnote | 2012-10-08 23:43 | 早池峰

濃霧

三陸沖にやってきた台風18号の影響か、平地は気温が上昇し汗ばむ陽気に。
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 以上 Canon EOS40D  EF70-200mm F2.8L IS


沿岸部の山は、午後から深い霧に包まれました。
# by fieldnote | 2012-09-29 23:50 | ホンシュウジカ

次のシーズンへ

五葉山周辺では、年によって多少のずれはあるものの、だいたい8月後半からシカたちの群れはバラバラになり始め、単独、または2~3頭のオス、あるいは数頭の子どもを連れたメスのグループに分かれていきます。オスの袋角(ふくろづの)は硬化して表面の皮が剥け落ちていき、毛の色は首の辺りから灰褐色に変色し始めます。
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 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS 


こちらは幼いオス。母親と一緒に行動しています。
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Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS + Extender ×1.4Ⅱ 以上9月1日撮影


発情期が近づいたオスジカは、少しずつ興奮の度合いが高まるせいか、行動が大胆になってくるのがわかります。このオスは、盛んに角を木の幹に擦りつけていました。角の先には泥が付着していたので、ヌタ場で泥浴びをしていたのかもしれません。
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 Canon EOS-1D MarkⅢ  EF500mm F4L IS      9月10日撮影


9月10日の夕方には、今シーズン初めてのラッティングコールを聞くことができました。山も気温が高く、まだ真夏の気配が抜けていませんが、シカたちの生活は着実に次のシーズンに入っています。
# by fieldnote | 2012-09-16 10:36 | ホンシュウジカ

群れる

最近では東北でも珍しくなくなった暑い暑い夏。シカたちの生活に、その影響はあるのでしょうか。8月半ばから9月初めにかけて、五葉山周辺のフィールドを回ってきました。

例年、8月中旬頃まで、シカたちは大きな群れを作ります。今年も100頭以上の群れを見つけました。オスが中心の群れですがメスも混じっています。
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このような群れに近づくことは至難の技。立木に身を隠しながら、慎重に距離を詰めていきます。カメラはサイレントモードにするなど、極力、音を立てないようにします。しかし、どんなに気をつけても、撮影し終わる頃には、群れの中の3~4匹がこちらの存在に気がついて、怪訝そうな顔でこちらを見つめており、最後はこうなります。
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 以上 Canon EOS-1D MarkⅢ EF70-200mm F2.8 IS      2012.8.15撮影


いつもの夏に見られる山中の光景でした。
# by fieldnote | 2012-09-11 23:33 | ホンシュウジカ

先日、千葉市にある千葉県立中央博物館に行ってきました。ここでは、「シカとカモシカ」 ~日本の野生を生きる~ という企画展が7月7日から9月17日までの日程で開催されています。

この企画展のため、1年ほど前に担当者の方から連絡をいただき、五葉山で撮影したシカの写真や映像を提供させていただきました。

JR千葉駅からバスで15分ぐらいのところに青葉の森公園という広大な緑地が広がっています。千葉県立中央博物館はその一角にあります。
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入口を入るとまず目を引くのは、世界各地のシカ、カモシカの仲間のはく製群。絶妙なライティングで迫力満点です。
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壁面にはシカやカモシカの特大パネルが・・・  オスジカの写真は2006年にEOS20Dという一眼レフで、私が撮影したものですが、ここまで大きく引き伸ばすことができるとは思ってもみませんでした。デジタル特有の「荒れ」も全く感じられず、現在のプリント技術は本当に大したものだと思います。
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会場の一角では60インチぐらいの大型モニターで下北半島のニホンカモシカ、五葉山のホンシュウジカの映像を見ることができます。
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五葉山で撮影したシカの生態写真が何点か。足尾銅山跡地を中心に野生動物を撮影されている写真家、横田 博さんの作品も展示されています。後ろに見えているカモシカ顔顔パネルは、企画展担当者の方が長年に渡って撮り続けた下北半島のニホンカモシカの顔です。
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吹き抜けには、今回の企画展のポスターの大型垂れ幕。これも迫力があります。
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以上 Canon PowerShot S100

日本を代表する大型哺乳類であるニホンカモシカ、ニホンジカの大型企画展。子ども向けのイベントや専門家による講演会もあり、誰でも楽しめる内容になっています。夏休みを利用してお出かけになってはいかがでしょうか。
# by fieldnote | 2012-08-10 12:01 | 千葉県博「シカとカモシカ」展

毎年、7月の第2週前後はヒメボタルの生息地を巡ります。今年は新たに見つけた標高750m程の峠に通いました。
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 Canon EOS-1D Mark III  Ai Nikkor 28mm F2S ISO3200   299秒


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 Canon EOS-1D MarkⅢ + SIGMA 15mm  F2.8  ISO3200   120秒

一晩だけ、きれいに晴れて天の川がよく見えたので、フィッシュアイレンズを使って、ヒメボタルと星を一緒に写してみました。

ここでも、ピーク時にはそれはみごとな発光を見ることができました。県内には、まだまだ多くのヒメボタルポイントがありそうです。
# by fieldnote | 2012-07-26 23:20 | ヒメボタル

天の川、見えたかな?

七夕の夜、広範囲に渡って大気の状態が不安定となり、天の川を見ることができた地域は少なかったのではないでしょうか。

そこで、6月のある晴れた夜に撮影した銀河の画像をアップしてみました。織姫、彦星はどこにあるかわかりますか?
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  Canon EOS-1D MarkⅢ + SIGMA 15mm  F2.8  ISO3200   30秒
2012.6.28撮影  遠野市








 
# by fieldnote | 2012-07-08 01:35 | 天体